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「キングピン役は私のものだ」『デアデビル』ヴィンセント・ドノフリオ、再演は「私なら間違いない」

Marvel デアデビル
David Lee/Netflix

自分の野望のためなら、不正だろうが暴力だろうが手段を選ばない。それも本人は、この混沌の街ヘルズ・キッチンをより良い地にするべき“正義”だと、心から信じている。理想もある。愛もある。これが、「Marvel デアデビル」(2015-2018)で何よりも手強いヴィラン、キングピン/ウィルソン・フィスクの過激派思考だ。

暴走トレーラーのごとき“首領”を演じたのはヴィンセント・ドノフリオ。キューブリック『フルメタル・ジャケット』(1987)では、通称「ほほえみデブ」の怪演を見せたベテランだ。「デアデビル」ではキングピンの極道ぶりに脂をのせ、“マン・ウィズアウト・フィアー”との宿命を生々しく演じ上げた。

「あのキャラクターには情がうつっている」とドノフリオは米Comicbook.comに語っている。ファンの間で絶大な支持を集めるドラマ「デアデビル」は、マーベル・スタジオの“大人の事情”によって3シーズンで強制終了。その後も新たな形での再開を求める声は後を絶たないのだが、もしも復活するのなら、代表ヴィランであるキングピンの再登場、伴ってドノフリオの続投は外せないのではないか。それで、本題である。ドノフリオは熱っぽく語っている。「言うならば、あのキャラクターは私のものだ」、とまで言うのだ。

「3シーズンも演じたし、彼(キングピン)には非常に近づいたから。ノスタルジックなほどに、あのキャラクターに気持ちが入ってしまっている。演技を通じて、あのキャラクターと繋がってしまっているんです。もし再演のオファーがあるのなら、私なら間違いなく上手くやれると思っています。

ドノフリオはほかにも、劇中で血の決闘を交わした主演チャーリー・コックスについて「今でもチャーリー・コックスこそがデアデビルだと信じている。もしも彼ら(マーベル)がデアデビルの映画を作ったり、映画にデアデビルを出したりするのなら、私はチャーリーが登場することだけを望みます」と熱烈コール。ヘルズ・キッチンに再びサイレンは灯るか?それはディズニー/マーベル・スタジオ次第だ。

Netflixオリジナルシリーズ「Marvel デアデビル」シーズン1~3は独占配信中。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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