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バッキー、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』で退場説を考察 ─ セバスチャン・スタンの『ザ・バットマン2』出演で

東京コミコン2025 オープニングステージ セバスチャン・スタン

セバスチャン・スタン演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズが、映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』で退場するかもしれない? オンラインにてファンやジャーナリストの推測が話題を呼んでいる。

バッキー・バーンズといえば、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の重要な一角を長らく担ってきたキャラクター。『キャプテン・アメリカ』シリーズ3部作や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経て、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)そして『サンダーボルツ*』(2025)と、その存在感は薄らぐどころかむしろ高まってきた。

“退場説”が浮上したきっかけは、スタンがDC映画『ザ・バットマン2(原題)』でヴィランのトゥーフェイス/ハービー・デント役を演じると報じられたこと。『ザ・バットマン2』の撮影は2026年4月末~5月頭に、『ドゥームズデイ』に続く『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』の撮影は夏にそれぞれ始まる予定とあって、スタンは『シークレット・ウォーズ』に参加しないのではないかという推測がなされたのだ。

もっとも冷静に見れば、2作品の撮影開始時期は約2ヶ月ずれているとみられ、スタンが両方の作品に出演できる可能性はじゅうぶんある。前作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2021)が複数のヴィランが登場する群像劇的なストーリーだったことを踏まえれば、『ザ・バットマン2』におけるスタンの役割の大きさは不明。トゥーフェイスがメイン・ヴィランではないことも考えられる。

また、アンサンブル映画である『アベンジャーズ』新2部作ではバッキーの出番がさほど多くないこともありうる(『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』における各キャラクターの登場時間を思い出しておきたい)。バッキーの立ち位置は以前より重要になったが、物語としてはキャラクターの世代交代も進んでいるのだ。

さらに言えば、『ザ・バットマン2』の撮影が前作と同じくイギリス・ロンドン近郊にあるワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで実施され、『シークレット・ウォーズ』の撮影が『ドゥームズデイ』と同じくバッキンガムシャーのパインウッド・スタジオで行われるとしたら、仮に撮影時期が重なったとしても両立は難しくなさそうだ。スタジオ間の距離は、車でわずか30分~40分である。

『ドゥームズデイ』『シークレット・ウォーズ』を手がけるアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)から『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで、スタンとともにバッキー・バーンズというキャラクターを育ててきた人物。2人はキャラクターへの愛情が作品に表れやすいフィルムメイカーだが、果たして……。

なお、『ザ・バットマン2』にはスタンのほか、同じく“MCU組”の新キャストとしてスカーレット・ヨハンソンも出演。どのような形で共演するのかはわからないが、MCUではあまり見られなかった化学反応も見どころとなりそうだ。

映画『ザ・バットマン2(原題)』は2027年10月1日に、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』は2027年12月17日に米国公開予定。これらに先がけ、スタンは2026年12月18日公開の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にも登場する。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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