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超秘密『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』出演者、「出てるんですよね?」と聞かれるのが一番怖い ─ 「なにか言ったら終わり」

サンダーボルツ
(c) 2025 MARVEL

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の次なる超大作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ(原題)』の撮影がついに始まった。もとより秘密主義で知られるMCU作品だが、『アベンジャーズ』の最新作とくればその最たるもの。出演者たちは、秘密を守らなければならないことの恐怖におびえはじめている。

映画『サンダーボルツ*』から『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に参加するUSエージェント/ジョン・ウォーカー役のワイアット・ラッセル、レッド・ガーディアン役のデヴィッド・ハーバーはその代表だ。『サンダーボルツ*』以前には「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)と『ブラック・ウィドウ』(2021)にしかそれぞれ出演していないため、本格クロスオーバーのプレッシャーは初体験となる。

ComicBook.comの取材にて、ラッセルは「『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』のメディア向け訓練といえば、首にナイフを突きつけられて、“なにか言ったら終わりだぞ”と言われるくらい」とジョークを飛ばした。これまで多くのスターが口にしてきた、“マーベルには暗殺者がいる”の冗談の最新版だ。

一方、ハーバーは「(MCUで)想像するかぎり最も恐ろしいスタントはインタビューを受けること。“『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に出てるんですよね?”なんて聞かれたら、がんじがらめで宙吊りにされているようなもの」と、ちょっぴりしゃれの効いた言い回しで話した。

サンダーボルツ*
(L-R): Yelena Belova (Florence Pugh) and Alexei Shostakov/Red Guardian (David Harbour) in Marvel Studios’ THUNDERBOLTS*. Photo courtesy of Marvel Studios. Photo courtesy of Marvel Studios. © 2024 MARVEL.

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によると、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』はいよいよ4月28日(米国時間)より撮影がスタートした。約1年というタイトな製作期間だが、いよいよ出演者たちは本格的な箝口令を敷かれることになるだろう。

もっともそんな中、やけにのびのびと発言しているのがキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン役のアンソニー・マッキーだ。MCU参加歴が長いゆえの余裕だろうか、脚本に「大興奮した」と語り、「ラストはクリフハンガー(※続きが気になる終わり方)で、マーベル・サーガの未来への道筋を築き、僕たちを導いてくれる」とさえ言っているのだ。事実だとすれば完全にしゃべりすぎである。

映画『サンダーボルツ*』は2025年5月2日(金)日本公開。なお、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ(原題)』2026年5月1日に米国公開予定。

Source: ComicBook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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