Menu
(0)

Search

デッドプール、別ヒーローの単独映画でMCU初登場も「十分ありうる」とライアン・レイノルズ

デッドプール2
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

おなじみデッドプールが、シリーズ次回作『デッドプール3』よりも先にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)へ本格合流するかもしれない? 演じるライアン・レイノルズが、米Comicbook.comにて再演への希望を語った。

『デッドプール』シリーズは20世紀フォックス製作のもと、2016年に第1作が、2018年に続編『デッドプール2』が公開された。ディズニーによる20世紀フォックスの買収後、第3作はMCU作品として製作されることが決定済み。先日、ライアンの主演作『フリー・ガイ』のPR映像でデッドプールとコーグが共演し、待望のMCU初合流がひとまず実現したが、どうやら今後、デッドプールが『デッドプール3』以外の映画でMCUに本格初登場を果たす可能性もあるという。

(初登場が単独映画かそうでないかは)どちらの道も十分あると思いますよ。誰もがこうなるだろうと思っていることの、つねにその逆を行くのがデッドプール。ディズニーが派手に新しいことをやろうとしていたり、デッドプールの新しい使い方を考えていたりするんなら、僕は乗ります。それが一番いいと思うから。」

思えば『フリー・ガイ』の宣伝でデッドプールがカムバックすることも、初めて共演するMCUのキャラクターがコーグだったことも、多くのファンには完全に予想外だっただろう。『フリー・ガイ』はディズニー傘下の20世紀スタジオが製作を担当し、ライアンのみならず、コーグ役や『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)監督で知られるタイカ・ワイティティが出演。ライアンによれば、「タイカと僕が出てる映画だから、宣伝でデッドプールとコーグを使おうと思いました。ニーズに応えるというか、いずれにせよそうなるんだし」との理由で実現したものだったという。

あらゆる可能性が考えられる中、デッドプールの未来にオープンな姿勢を示しているライアンだが、一方ではデッドプール役を演じることに「綱渡りのような不安がある」とも吐露している。その理由は、デッドプールとしての使命を全うするプレッシャーにあるようだ。

「デッドプールを正しく演じようとする時、これまでの『デッドプール』の経験を鑑みて、“今までよりも3~4割は良いものにしなければ”と常に思うんです。たとえ“最高のシーンだ!”と思っても、すぐに“いや、今までの3割増しにしないと”と思う。正しくやる、少なくとも僕が考える範囲で正しいものにするという緊張感があります。」

ちなみに『デッドプール3』は脚本作業の真っ只中にあり、ライアンは“2022年に撮影が始まる可能性は70%”との旨を語っている。デッドプールの本格帰還、続報を待つべし!

あわせて読みたい

Source: Comicbook.com

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly