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『デッドプール3』は「ウルヴァリンの映画」、コミック原作者が予告

X-MEN:フューチャー&パスト
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流しての人気シリーズ第3作『デッドプール3(仮題)』は、どうやらおなじみデッドプールよりも、ヒュー・ジャックマンが再演する“ウルヴァリンの映画”になるらしい? コミックの原作を担当するロブ・ライフェルドが予告した。

20世紀フォックス(現・20世紀スタジオ)製作の『X-MEN』シリーズでウルヴァリン役を演じてきたヒューにとって、このキャラクターを再演するのは『LOGAN/ローガン』以来。いかなる形で再登場が実現し、いかなる形でMCUに合流し、デッドプールとの本格共演を果たすのかに期待が高まっている。

このたび、ライフェルドはTwitterにて「参考までに。これは明らかにウルヴァリンの映画です」と投稿。本作の撮影開始とちょうどタイミングを重ねる形で、『デッドプール3』についての言及と思しきコメントを投げかけた。

謎のベールに包まれたままの本作だが、ウルヴァリンについては、デッドプール役のライアン・レイノルズが「彼が知っている、以前のキャラクターから十分かけ離れた、完全に新しいものを演じることになり、心から興奮できる」とヒューを口説き落としたことで知られる。ヒュー自身もデッドプールとの共演により、新しいウルヴァリンを演じられることへの期待を語っていた。それから、過去には“二役を演じる”という謎の情報も……。

なにはともあれ、本作がウルヴァリンの“復活”を大いに祝福する一作となることは間違いなさそうだ。しかし、原作者であるライフェルドは、いったいどこまでの情報を握っているのか。そして『デッドプール』シリーズとしては、我らがデッドプール/ウェイド・ウィルソンの物語がどう展開するのかも気にかかる。

本作にはライアン&ヒューのほか、ヴァネッサ役のモリーナ・バッカリン、コロッサス役のステファン・カピチッチ(声)、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド役のブリアナ・ヒルデブランド、ユキオ役の忽那汐里、老婆ブラインド・アル役のレスリー・アガムズ、タクシー運転手・ドーピンダー役のカラン・ソーニ、ピーター役のロブ・ディレイニーが続投。新たにヴィラン役で「ザ・クラウン」シーズン4のエマ・コリン、「キング・オブ・メディア」(2018‐)のマシュー・マクファディンが参加する。

監督は『フリー・ガイ』(2021)『アダム&アダム』(2022)でライアンとタッグを組んだショーン・レヴィ。脚本はシリーズ前2作のレット・リース&ポール・ワーニック、『マーベルズ』(2023)にも参加するコミックライターのゼブ・ウェルズが執筆する。

映画『デッドプール3(仮題)』は2024年11月8日に米国公開予定。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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