『デッドプール&ウルヴァリン』トム・ホランド弟がスタントマンとして参加していた ─ ライアン・レイノルズも知らなかった

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『デッドプール&ウルヴァリン』にトム・ホランドの弟ハリー・ホランドが参加していたことが判明した。なんとも驚きなこの事実、主演のライアン・レイノルズも公開後に知ったそうだ。
ハリーが参加している事実を明かしたのは、本作でスタント・コーディネーター/セカンド・ユニット・ディレクターを務めたジョージ・コトル。Instagramのストーリーズを更新したコトルは、デッドプールのスーツに身を包んだハリーの写真を公開し、こう綴った。
「@slevydirect(ショーン・レヴィ)と@vancityreynolds(ライアン・レイノルズ)がクソ高いハードルを設定したものだから、スタントチームでさえ特別ゲストのスターが必要だった。世界が望んだホランドではないかもしれないけど、僕たち全員に必要だったホランドです。@harryholland64(ハリー)、よくやった!」

ハリーといえばフィルムメイカーとして知られ、これまで『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)では制作クルーの一員として参加した。『デッドプール&ウルヴァリン』ではスタントマンの1人として出演したようだが、いったいどのシーンだろう。デッドプールのコスチュームを着用しているのが大きなヒントとなりそうだが、映画を鑑賞した方であれば察しがつくかも……?

主演・製作・脚本を兼任したライアンはコトルの投稿を見て初めてハリーの出演を知った模様。Instagramストーリーズでコトルの投稿を引用し、「これで僕が知っただって?こっちが聞きたいわ」と驚きを表している。
ちなみにハリー、兄・トム主演の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)では銀行強盗しているところをスパイダーマンに捕まってしまう「麻薬の売人」役でカメオ出演する予定だったが、残念なことにカットを余儀なくされてしまっていた。念願のMCU参加、本人もさぞ嬉しく思っていることだろう。