『ドクター・ドゥーム』に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』風ポリティカル・スリラー要素あり?脚本家が構想明かす

マーベル『ファンタスティック・フォー』シリーズの有名ヴィランを主人公に据えた単独映画『ドクター・ドゥーム』は、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)のようなポリティカル・スリラー調を含む、様々なジャンルの要素を取り入れるようだ。同作の脚本家ノア・ホーリーは、『ウィンター・ソルジャー』の成功例を挙げ、『ドクター・ドゥーム』の構想を以下のように語る。Observerのインタビューにて明かした。

「『ウィンター・ソルジャー』はすごく良い作品でしたよね。スーパーヒーロー映画から、一種の冷戦期スリラー映画を作り上げてました。それとは違うけど、こういったアイディアは存在します。あまり明かせないのですが、色々なジャンルをミックスするんです。」


ノア氏は以前より「アメコミ映画は、ジャンルを合体させると最高に上手くいく」との持論を展開しており、その考えを現在に至るまで貫いているようだ。

ドクター・ドゥーム / 本名ヴィクター・ヴァン・ドゥームは、小国ラトヴェリアの王にして天才科学者というキャラクター。マーベル・ユニバースでも“最強”と呼ばれる部類の、圧倒的な強さを誇る設定だ。この人気キャラクターは過去に2005年公開の『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』、2015年公開のリブート版『ファンタスティック・フォー』(2015)などで数度にわたり映画化されてきたが、この度の単独映画ではどのように描かれるのだろうか?

「今回のミッションは、『ファンタスティック・フォー』のフランチャイズをそのままリニューアルすることではありません。この魅力的で不当な扱いを受けているキャラクターを受け止め、本当の映画を作るってことなんです。彼はヒーローなのか?ヴィランなのか?彼が本当に欲しいものとは何か?こういった疑問をシリアスに掘り下げることができますよね。」

 

『ドクター・ドゥーム』が目指すテイストや、主人公の描き方について方向性を明かしたノア氏。米ディズニー社による21世紀フォックス社の企業買収により、もとより同社の下で独自に展開されてきた『X-MEN』シリーズなどのマーベル・コミックを原作とした映画の未来に様々な憶測がかけられる中、同作の企画はゆるやかに進行しているようだ。

なお同作の主人公ドクター・ドゥームには、『ローグ・ワンスター・ウォーズ・ストーリー』(2016)オーソン・クレニックを演じたベン・メンデルソーンが興味を示している。ポリティカル・スリラー調のアイデアを明かしたノア氏だが、別の場では「今作は魔術モノになる」とも語っている。ノア・ホーリーは、『ドクター・ドゥーム』でジャンルの錬金術師となるか。

(文:まだい)

Source: Observer

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