『ドクター・ストレンジ』続編、ウォンの再登場が確定 ─ 女性脚本家の参加も新たに判明

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』に、主人公ストレンジの“相棒”となったウォンが再登場することが確定した。演じるベネディクト・ウォンが明かしている。
ウォンといえば、前作ではストレンジを導く先輩として登場したものの、おそるべきストレンジの伸びしろを前に、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)などを経て、いよいよ“相棒”ポジションになった愛すべきキャラクター。米Colliderのインタビューで、演じるベネディクト・ウォンは「スコット(・デリクソン監督)に“僕は出ますか?”と確認したら、“イエス”と。だから安心しましたね」と語っている。ちなみに撮影時期などを問われると、「(発表されるまで)僕はタイトルも知らなかったんですよ。だけど、少しだけ知っていることはあります」とだけ答えた。
『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』は、タイトルの通り「マルチバース」を題材とした作品になるとみられ、スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンの単独ドラマ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」から直結した内容になるとのこと。ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジと、“MCU最強”ともいわれる、エリザベス・オルセン演じるワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチが初めて本格タッグを組む。前作から続投するスコット・デリクソン監督によれば、本作は「MCU初の怖い映画」になるという。
同じくColliderによると、本作には新鋭女性脚本家のジェイド・バートレットが新たに参加したことも判明。ハリウッドの優れた脚本を登録する「ブラックリスト」に、2016年『Miller’s Girl(原題)』が掲載されるなど、今後が期待される書き手の一人だ。脚本家のクレジットがバートレット単独となるのか、デリクソン監督と連名になるのかは不明。前作を執筆したC・ロバート・カーギルが再登板しているかどうかは定かでない。
映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は2021年5月7日に米国公開予定。