『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』5月公開決定 ─ 特別映像&ビジュアル公開

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編映画『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)』が、邦題『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』として、2022年5月に日本公開されることが決定した。あわせて、特別ビジュアルと初の特別映像が発表されている。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)から“フェイズ4”に突入したマーベル・シネマティック・ユニバースは、「ロキ」(2021)「ホワット・イフ…?」(2021-)などで“マルチバース”のコンセプトを拡大中。全米公開された『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』はオープニング興行収入が全米歴代2位という大ヒットを記録した。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、邦題の通り、この“マルチバース”をさらに掘り下げ、また押し広げるであろう一作だ。主人公は元天才外科医の魔術師、ドクター・ストレンジ。さらに「ワンダヴィジョン」(2021)に続いてスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフも登場する。
公開された映像では、冒頭からストレンジが「他に方法がなかった。まさか、こんな事態になるとは」と後悔の言葉を口にする。禁断の呪文で時空を歪ませてしまったストレンジは、“マルチバース”の扉を開いてしまったのだ。変貌する世界を元に戻すため、ストレンジや盟友のウォン、ワンダらが動き出すも、すでに恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。映像のクライマックスには、“もうひとりのストレンジ”が「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべる。

出演者にはドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチをはじめ、前作からモルド役のキウェテル・イジョフォー、ウォン役のベネディクト・ウォン、クリスティーン・パーマー役のレイチェル・マクアダムスが続投。さらにスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役でエリザベス・オルセンが登場するほか、物語の鍵を握るアメリカ・チャベス役を新鋭ソーチー・ゴメスが演じている。
監督は鬼才サム・ライミ、脚本は「ロキ」(2021)のマイケル・ウォルドロン。音楽はライミ版『スパイダーマン』3部作のダニー・エルフマンが担当する。前作監督のスコット・デリクソンは製作総指揮に名を連ねている。
映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は2022年5月に全国公開予定。