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『DUNE/デューン 砂の惑星』米国公開日が再延期、10月公開は死守 ─ クリント・イーストウッド最新作は前倒し

DUNE/デューン 砂の惑星
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ティモシー・シャラメ主演&ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるSF大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の米国公開日が再び延期となった。

米ワーナー・ブラザースの発表によると、『DUNE/デューン 砂の惑星』は2021年10月1日に米国公開予定だったが、3週間の繰り下げが決定し、新たな公開日は2021年10月22日となった。米Deadlineによると、これは10月8日に米国公開予定の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』との競合を避けるため。劇場公開に先がけて、本作はヴェネツィア国際映画祭でワールドプレミア上映を実施し、トロント国際映画祭でも上映される予定だ。

通称“デューン”こと砂漠惑星アラキスを舞台に、宇宙の未来を託された主人公ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)の運命と、陰謀に満ちた宇宙世界の壮大なドラマが展開される本作にはオールスターキャストが集結。ポールの父デューク・レト役をオスカー・アイザック、母ジェシカ・アトレイデス役をレベッカ・ファーガソン、剣士ダンカン・アイダホ役をジェイソン・モモア、古参兵ガーニー・ハレック役をジョシュ・ブローリン、自由民フレメンの長スティルガー役をハビエル・バルデム、アトレイデス家と対立するウラディミール・ハルコンネン男爵をステラン・スカルスガルド、その甥“ビースト”ラバン役をデイヴ・バウティスタ、ポールの夢に現れる女性チェイニー役をゼンデイヤ、教母ガイウス・ヘレネ・モヒアムをシャーロット・ランプリングが演じている。

なお、『DUNE/デューン 砂の惑星』は2021年10月に日本公開予定と告知されているが、米国公開の延期による日本公開への影響は不明。

このほか、ワーナーはドラマ「ザ・ソプラノズ」の前日譚映画『The Many Saints of Newark(原題)』を2021年9月24日から10月1日に繰り下げ、クリント・イーストウッド監督・主演最新作『Cry Macho(原題)』を2021年10月22日から9月17日へと繰り上げた(いずれも米国公開日)。『DUNE/デューン』を含め、これら3作品は米国ではHBO Maxにて同日配信開始となる。

Source: Deadline

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。