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『DUNE/デューン』ステラン・スカルスガルド扮するハルコンネン男爵、強烈な姿が完成するまで ─ 徹底されたメイク、監督&キャストが語る

DUNE/デューン 砂の惑星
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

2021年最大の超大作である映画DUNE/デューン 砂の惑星が2021年10月15日(金)に日本公開となる。これに先がけ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がこだわり抜いたメイクに焦点を当てた特別映像が到着。ステラン・スカルスガルド扮する本作のヴィラン、ハルコンネン男爵の魑魅魍魎(ちみもうりょう)とした姿が完成するまでの過程も収められている。

このたび到着した映像では、『DUNE/デューン』の世界に登場するキャラクターを再現するまでの様子が収められている。映像は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が「メイクはメイクと分からないくらいが好きなんです」と淡々と語る姿から始まるが、本作ではそれが完璧に有言実行されているのだ。ヴィルヌーヴ監督とは何度もタッグを組んできたメイクアップ・ヘアデザイナーのドナルド・モワットは、製作プロセスについて「参考に写真や文献を探すところから始めます」と、その徹底ぶりを語る。

ガーニー役のジョシュ・ブローリンやパイター役のデヴィッド・ダストマルチャンらもインタビューに登場し、徹底されたメイクアップについてコメント。これに続いて、ステラン・スカルスガルド扮するハルコンネン男爵の変身過程について焦点が当てられていく。

ハルコンネン男爵は、宇宙皇帝より砂の惑星アラキスの統治を任されたアトレイデス家にとって宿敵となる、ハルコンネン家の当主。その衝撃的なおぞましい容姿は、1984年のデヴィッド・リンチ版『デューン/砂の惑星』でケネス・マクミランが演じたハルコンネンとは違う狂気が感じられる。

 DUNE/デューン 砂の惑星
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

ひと目見ただけで、ステラン・スカルスガルドだと認識できないくらいの容姿を実現するにあたっては、一切の妥協を許さないメイクが施されている。ヴィルヌーヴ監督が「男爵を誇張した外見にしたくなかったので難しかった」と語るように、ハルコンネン男爵のキャラクター造形には、膨大な労力がかけられていた模様。名優であるステランの俳優特性も考慮した造形プロセスの様子がうかがえる。ハルコンネン男爵の右腕として登場するデイヴ・バウティスタ扮するラッバーンもなかなか強烈だ。

主人公ポール役のティモシー・シャラメをはじめとするほかのキャラクターたちについても、映像を通して誕生までの製作プロセスが垣間見られる。あらかじめ確認しておくと、本編を鑑賞した時に深みが味わえるはずだ。

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は、2021年10月15日(金)全国公開。

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THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

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