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『DUNE/デューン』3部作の可能性が浮上、『砂漠の救世主』映像化を「ずっと考えてきた」とドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

DUNE/デューン 砂の惑星
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かねてより2部作と伝えられていたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作のSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』が3部作となる可能性が浮上している。ヴィルヌーヴ監督が、フランク・ハーバートによる原作小説、『デューン/砂の惑星』に続く『デューン/砂漠の救世主』(ハヤカワ文庫SF)の映像化も模索していることを明かしているのだ。

原作小説における『デューン/砂の惑星』は、主人公ポール・アトレイデスの冒険譚を軸にしたメインシリーズだけに留まらず、物語はその後も続く。ポールの物語は次作『デューン/砂漠の救世主』まで続き、同書では一人前の大人に成長した姿が描かれるのだ。ハーバートが描いた世界を自ら映像化するヴィルヌーヴ監督は、この『砂漠の救世主』までを1つのストーリーとして構想していたようで、カナダのラジオ番組にこう話している。

『デューン』には『砂漠の救世主』という2つ目の本があります。映画化したらスゴイものになるでしょう。僕は3部作の可能性をずっと探してきました。今は様子見です。時間のかかる仕事ですから。それ(『砂漠の救世主』)よりも先(の物語)は考えられません。

冒頭にある通り、ヴィルヌーヴ監督による『DUNE/デューン』は2部作として製作されていることが伝えられており、ヴィルヌーヴ監督は「一本だけという条件なら引き受けなかった」とまで話していた。また、脚本家のエリック・ロスによれば、10月15日に公開予定の1作目は小説『デューン/砂の惑星』の「半分程度」まで描かれるといい、2作目でその続きが展開されていくことも判明している。しかしながら、2作目で『デューン/砂の惑星』を描ききったとしてもポールの物語はまだ完結しないのだ。

小説『砂漠の救世主』では、前作から12年後のアラキスを舞台に、ストーリーの軸が宇宙皇帝の座についたポールに襲いかかる陰謀に置かれ、ポールの側妻(そばめ)となるチャニと、ポールの妹アリアがメインキャラクターになってくる。神秘の香料メランジを産出する砂漠やそこに住まうサンドワームとの関係性もさらに色濃く描かれ、ポールの運命にも終止符が打たれる、いわば前作からの完結編にあたるのだ。1984年に公開されたデヴィッド・リンチ監督版『DUNE/デューン』を含め、映画での映像化はいまだなされていないこともあり、ヴィルヌーヴ監督で実現すれば往年の『DUNE/デューン』ファンにとっても嬉しいはずである。

なお、ヴィルヌーヴ監督版『DUNE/デューン』は、1作目の興行成績次第で続編が製作されることになると言われている。本作を巡っては、コロナ禍の影響により製作・配給のワーナー・ブラザースが公開形式を「劇場のみ」から「劇場&配信の同時公開」に変更した。これを受けて、ヴィルヌーヴ監督は興行パフォーマンスへの懸念を示していたが、新生『DUNE/デューン』の運命は遅くとも2021年内までには決まってくることになりそうだ。

『DUNE/デューン 砂の惑星』は2021年10月15日(金)公開予定。

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Source: Collider

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。

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