ドウェイン・ジョンソン、スーパーマンとの決闘映画に意欲 ─ 「それがブラックアダムの目的だ」

人気アクション俳優のドウェイン・ジョンソンが主演、アンチヒーローが大暴れするDC映画『ブラックアダム』が、スーパーマンに宣戦布告だ。もともとブラックアダムは、『シャザム!』(2019)にヴィランとして登場する予定だったため、まずは両キャラクターの対決が予想されていた。しかし、どうやらジョンソンには特大マッチの展望があるらしい。
以前からブラックアダムとスーパーマンの対決をほのめかしていたジョンソンだが、米Cinema Blendにて将来的にスーパーマンとクロスオーバーする映画の計画があるのか質問され、「もちろんです。それが、この男(ブラックアダム)の目的ですから。訊いてくれてありがとう」と回答。スーパーマンとの対決に意欲十分だ。続けてジョンソンは、DC映画に新しいキャラクターを登場させる重要性についても語っている。
「僕は以前から、DCユニバースの新しい時代が始まろうとしていると言ってきました。僕が意味しているのは、全く新しいキャラクターを紹介することです。続編でもなく、既存のIP(知的財産)でもなくね。それがブラックアダムだ。2年前、世界は彼が何者なのか知らなかった。僕たちは知っていたけど、大衆のほとんどはそうじゃなかった。ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカを登場させて、DCユニバースの新時代を紹介することが重要なんです。」
さらにジョンソンは、映画でブラックアダムとスーパーマンが対決する姿を見たいというファンの声に耳を傾けることが、どれほど大切であるかについても語っている。「DCユニバースの新時代とは、ファンの声に耳を傾けるとことでもあるんです。ずっと僕は耳を傾けてきたし、何年にもわたてファンに訴えかけてきました」「今、目指すところと意図するところは新時代です。さあ、作り上げよう」と熱を込めたジョンソンは、ファンの声に耳を傾けながらDCの新時代を築き上げていきたいと強調。その計画にはファンが望むブラックアダムとスーパーマンの対決も含まれていそうな気配である。
なお、これまでにDCエクステンデットユニバース映画3作でスーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルの再演予定は不明。『ブラックアダム』が世界的な大ヒットとなり、その勢いでジョンソン演じるブラックアダムとカヴィルのスーパーマンの対決が実現することを期待しよう。
『ブラックアダム』は2022年12月2日に日本公開予定。
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Source:Cinema Blend