ドウェイン・ジョンソン×A24『The Smashing Machine』10月US公開決定 ─ 伝説レスラーの実話映画で新境地開拓へ

ドウェイン・ジョンソンが伝説のレスラー、マーク・ケアーを演じるA24製作の伝記映画『The Smashing Machine(原題)』が、2025年10月3日に米国公開となることがわかった。米Deadlineが報じている。
本作はMMA(Mixed Martial Arts:総合格闘技)伝説の戦士マーク・ケアーの実話に基づくドラマ作品。キャリアの絶頂をマークした2000年前後、“禁じ手なし”の総合格闘団体UFC時代から、ケアーは自らと周囲との関係に疑問を抱きはじめる。その一方、パートナーのドーン・ステイプルズも矛盾に満ちたケアーの世界で居場所を見つけようと奮闘するが……。
監督・脚本を『グッド・タイム』(2017)『アンカット・ダイヤモンド』(2019)のベニー・サフディ。撮影は2024年5月に開始され、ドウェインの怪我により一時中断を経たが、同年8月に日本での撮影を実施し、無事にクランクアップを迎えていた。
米国公開日の決定は、米ライオンズゲートがマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』を2部作化すると報じられ、10月3日の公開が難しいと考えられた直後に発表されたもの。同じ伝記映画である『Michael』が移動になると踏み、代わりに登場した形だ。同日には『ロングレッグス』オズグッド・パーキンス監督の新作『The Keeper(原題)』や、デレク・シアンフランス監督最新作『Roofman(原題)』も予定されている。
出演はドウェインのほか、ドーン役で『クワイエット・プレイス』シリーズや『オッペンハイマー』(2023)のエミリー・ブラント、日本人総合格闘家の石井慧ほか。ドウェインとエミリーは『ジャングル・クルーズ』(2021)以来のタッグで、2人はマーティン・スコセッシ監督&レオナルド・ディカプリオ共演の新作映画(タイトル未定)にも出演する(企画は2人が持ち込んだもの)。
映画『The Smashing Machine(原題)』は2025年10月3日に米国公開。日本配給はハピネットファントム・スタジオ。
▼ ドウェイン・ジョンソンの記事
ドウェイン・ジョンソン『The Smashing Machine』レビュー ─ ロック様の脱・「筋肉頼みの役」、日本シーンも多数登場 布袋寅泰、石井慧ら出演 『ジュマンジ3』11月より撮影開始 ─ ドウェイン・ジョンソン復帰「またやるぞ」 マジジュマンジ ドウェイン・ジョンソンが大減量、ニワトリが親友の老人「チキンマン」演じる ─ 『The Smashing Machine』サフディ監督と早くも再タッグ 「君のチキンマンになるよ」 ドウェイン・ジョンソンがマーク・ケアー演じるA24映画、Rotten Tomatoesスコア発表 ─ 映画祭で拍手喝采、ロック様も涙 布袋寅泰も出演 ドウェイン・ジョンソン、毎日4時間の特殊メイクでマーク・ケアーに完全変身 ─ A24伝記映画『The Smashing Machine』で新境地開拓「とても怖かった」 親友エミリー・ブラントと共演
Source: Deadline