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『アベンジャーズ/エンドゲーム』ルッソ監督のメイキング映像まとめ ─ ラストの老人、動きが俊敏すぎる

アベンジャーズ/エンドゲーム
© 2019 MARVEL

2020年4月26日、マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)が劇場公開から1年を迎えた。これを記念して開催された同時視聴イベントには、アンソニー&ジョー・ルッソ監督がSNSを通じて参加。Twitterではリアルタイムにコメントが飛び出し、Instagramのライブ配信にはアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.も登場した。

このたびルッソ監督は、Twitterを通して、貴重なメイキング映像をいくつも公開している。もちろん本編のネタバレを多分に含むので、もしもまだ本編を観ていないという方は、ぜひそちらを先にご覧いただきたい。

この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の重大なネタバレが含まれています。

アベンジャーズ/エンドゲーム
© 2019 MARVEL

『アベンジャーズ/エンドゲーム』ルッソ兄弟のメイキング映像

老人スティーブ・ロジャース、俊敏すぎる

まずはさっそく物語のラスト、過去に戻って自分の人生を生きたスティーブ・ロジャースが、年老いた姿になって戻ってきた場面のオフショット。ルッソ監督も「年とってない…」と記さざるをえない、クリス・エヴァンスの俊敏すぎる動きをどうぞ。

この場面に登場する老スティーブ・ロジャースは、クリス自身が特殊メイクを施した姿と、代役を務めたパトリック・ゴーマンの姿がデジタル合成されたもの。本編の姿を見たクリスの母親は、自分の父親とあまりにもそっくりだったために涙してしまったというエピソードもある。

ホークアイのタイムトラベル、カメラテスト

こちらは量子のトンネルを通って過去に戻ったクリント・バートン/ホークアイが我が家に現れるシーンのテスト映像。ジョー監督のiPhoneを使って、どのように撮影するかが計画されていたのだ。

ローニンの立つ東京の街

家族を失ったクリント・バートン/ホークアイは、ローニンとして悪党を裁く人物になっていた。本編ではローニンとしての活躍はごくわずかだが、東京にて真田広之演じるヤクザのアキヒコと対決。アトランタのセットには東京の街が作り込まれたが、これはあくまでマーベルの、コミック世界の東京である。「ドドーン棒」「やめます」「おばあちゃんの麻雀」、そして今やおなじみの「吠えるバー」など、細部までじっくりチェックしてみて!

アスガルドに響く聖歌

ソーとロケット・ラクーンが戻るのは、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)当時のアスガルド。撮影はイングランドのダラム大聖堂で行われたが、撮影チームは準備ができていても、聖歌隊のリハーサルが終わるのを待たねばならない局面もあった模様。世界遺産での撮影は、いくら大作映画とはいえ調整が欠かせないということだ。

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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