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『ブラックパンサー』妹シュリ役レティーシャ・ライト、『アベンジャーズ/エンドゲーム』指パッチンの結果をポスターで知らされていた

ブラックパンサー
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

映画『ブラックパンサー』(2018)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でティ・チャラ/ブラックパンサーの妹シュリを演じたレティーシャ・ライトは、サノスによる指パッチンの顛末をポスターで初めて知ったという。

この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。

シュリ、長らく生死不明だった

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、ワカンダの地にてヴィジョンの“治療”にあたっていたシュリは、サノスの手下に襲撃されて倒れたまま、二度とスクリーンに登場しなかった。すなわち、インフィニティ・ストーンを手に入れたサノスが“指パッチン”によって全宇宙の生命を半減させた際、多くのヒーローと同じく塵になってしまったのか、生き延びることができたのかは明かされなかったのだ。

あらゆる噂と情報が錯綜する中、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の予告編はシュリの退場を示唆していた。アベンジャーズ本部のスクリーンには、シュリの顔が「行方不明者」として映し出されたのである。次にシュリの運命を知らせたのは、合計32枚のキャラクターポスター。生存者はカラー、塵になったキャラクターはモノクロでデザインされるというコンセプトの中で、シュリのポスターは完全にモノクロだったのである。世界中のファンは、もはやSNSで悲しみの声を上げるほかなかった。

 
 
 
 
 
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『エンドゲーム』のワールド・プレミアに登場したレティーシャは、自分もシュリのポスターに驚かされた一人だったという事実を明かしている。『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』のアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、出演者にすら物語の展開をすべて明かさないことで知られるが、レティーシャは自分の消滅すら知らされていなかったということなのか……?

「驚きましたよ。みんながカラーのポスターに写っているのを見てから、私がグレーになってるのを見たんですから。“私、いつの間に死んでたの?”って。Twitterに大きな動揺が広がっていたので、私はログアウトして、それからはログインしませんでしたね。どんな展開になるのか、どうやって(ヒーローたちが)切り抜けるのか、観るのを楽しみにしてるんですよ。」

このインタビューで、レティーシャは自分が『エンドゲーム』の内容について知らないことをたびたび強調している。『エンドゲーム』後のマーベル・シネマティック・ユニバースでも重要なポジションを担うであろう役どころだが、彼女にはどんな展開が用意されているのか。すべては劇場で確かめてほしい。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

『ブラックパンサー』続編にも登場予定

Source: Marvel

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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