ウォン役ベネディクト・ウォン、『アベンジャーズ/エンドゲーム』細かくて伝わらない?「髪の毛問題」語る

映画『ドクター・ストレンジ』(2016)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でウォン役を演じたベネディクト・ウォンが、来たる『アベンジャーズ/エンドゲーム』への出演を公に認めた。以前ベネディクトは、自身のInstagramにて本作の舞台裏写真を投稿し、短い髪のカツラを被って撮影に参加していることを明かしている。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、前作に続いてアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が監督を担当。このたびベネディクトは、米Colliderのインタビューにて、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影が、ルッソ兄弟が製作総指揮を務めるドラマ「Deadly Class(原題)」の撮影の合間に行われていたことを告白。「Deadly Class」との撮影の両立のためにカツラが使用されていたことを語った。
「とても高価なカツラを貼り付けた」
まずは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影でウォンが被っていたカツラをご覧いただきたい。頭皮が切り開かれているように見える、いささかグロテスクな写真ではあるが、非常に完成度の高いカツラであることは見て取れることだろう。
https://www.instagram.com/p/Bn_q69jlQX6/?utm_source=ig_web_copy_link
ウォンはインタビューで、「(「Deadly Class」の)リン役には髪の毛がもう少し必要だったので、(『アベンジャーズ/エンドゲーム』では)すごく高価なシリコンのカツラを作って、ノリで貼り付けたんです」とコメントしている。別の役柄のために長い髪を維持しておけるよう、短い髪のカツラを被って撮影に臨んでいたわけである。
なお、「Deadly Class」でウォンが演じているマスター・リンの姿はこちら。確かにほんの少し長い。あまり変わらないようにも見えてしまうが、この長さの違いが重要なのだ。
「Deadly Class」を撮影している合間に『アベンジャーズ/エンドゲーム』の再撮影に合流したことについて、ウォンは「普段なら髪の毛やら交渉やらで、悪夢みたいに混乱するんです。今回は大丈夫でしたよ。両方ともルッソ兄弟の製作であったことに感謝しています。効率化されていましたね」と、スムーズに撮影を行えたことを語っている。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。それにしても、ここまで細部までこだわるとは、さすがはルッソ兄弟である。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html
Source: Collider