『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』にジャンカルロ・エスポジートの参戦が判明、悪役か ─ 新アクションシーンを追加撮影中

かねてよりマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への出演が報じられていたジャンカルロ・エスポジートが、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』に参加することがわかった。米Varietyが報じた。
役柄は不明だが、悪役であるとの情報が伝えられている。エスポジートは、「ブレイキング・バッド」「 ベター・コール・ソウル」のグスタヴォ・“ガス”・フリング役や、「ザ・ボーイズ」スタン・エドガー役、「マンダロリアン」モフ・ギデオン役など、魅力的な悪役を得意とする俳優だ。
エスポジート以前、自身がMCUで演じる役は「想像以上に素晴らしい」もので、「遅かれ早かれ登場する」と予告していた。また、「シリーズ化される予定」とも話していたので、出演は『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のみに留まらず、複数作品への参加や、単独ドラマ化の可能性もあると見られる。
現在、2025年2月14日の米公開に向けて再撮影が行われている。米The Hollywood Reporterを参照すると、再撮影は22日間におよび、新たに追加されたアクションシーンもあるという。マーベル作品のような大作映画では、このように再撮影が行われることは全く珍しくなく、再撮影の予定も元々伝えられていたものだ。報道では、6週間にも及んでいた『ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)の再撮影や、多額の再撮影費を要した『マーベルズ』(2023)に比べれば、コストははるかに抑えられていると伝えられている。
とはいえ、アクションシーンを伴う再撮影とともにエスポジートが新参加したということは、物語展開に変更が加えられたと推測することもでき、それが後続のMCU作品に影響するかもしれない。2023年12月には「ムーンナイト」の脚本家マシュー・オートンが合流し、新ページを手掛けている。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』は、キャプテン・アメリカの映画シリーズ第4弾にして、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサム・ウィルソンが襲名した新キャプテン・アメリカのデビュー映画。サディアス・“サンダーボルト”・ロス役を務めた故ウィリアム・ハートに代わって、ハリソン・フォードがMCUに参戦する。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日US公開予定。
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Source:Variety,The Hollywood Reporter