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マーベル新作映画『エターナルズ』に韓国俳優マ・ドンソクが出演へ ─ 代表作『新感染』『犯罪都市』など、米報道

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マーベル・シネマティック・ユニバースにおいて『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の新章を代表する、映画『エターナルズ(邦題未定、原題:Eternals)』に、韓国の人気俳優マ・ドンソクが出演する見込みだ。米The WrapColliderなどが報じている。

ドンソクは、世界的に高い人気と評価を獲得した韓国発のゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)で大ブレイク。『殺されたミンジュ』(2014)や『犯罪都市』(2017)、『ファイティン!』(2018)など多数の作品に出演しており、日本公開作品としては、韓国で累計2,700万人を動員する歴史的ヒットとなった『神と共に 第一章:罪と罰』『神と共に 第二章:因と縁』が控えている。

新感染 ファイナル・エクスプレス
© 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

韓国映画の人気俳優、MCUへ

『エターナルズ』では、コミックの巨匠ジャック・カービーが1976年に生み出した同名の種族「エターナルズ」が描かれる。数百万年前に地球を訪れた巨大な宇宙種族「セレスティアルズ」によって、人類への遺伝子実験で作られたという設定だ。エターナルズにはスーパーパワーとほぼ不死の肉体が与えられたが、時を同じくして邪悪な種族「ディヴィアンツ」も誕生。人類史の裏側にはエターナルズとディヴィアンツの存在があったとされる。

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映画版には宇宙の力を与えられた男性イカリスと、同じく宇宙の力を持ちながらも人間界で生活する女性セルシが登場するとのこと。『チェンジリング』(2008)や『トゥームレイダー』シリーズのアンジェリーナ・ジョリーがセルシ役で、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたクメイル・ナンジアニが役柄不明で出演交渉に入ったと伝えられている。

これまでドンソクは、観客に強い印象を残す強面と目力、筋肉によって、主に犯罪映画やアクション映画で強い魅力を発揮してきた。一方でコメディ演技や繊細な心理表現も評価されており、俳優としての総合的な能力の高さがハリウッドデビューに結びついたとみられる。なお、現時点で『エターナルズ』におけるドンソクの役柄は不明。『新感染』では素手でゾンビをぶん殴っていたが、マーベル・ユニバースでも鉄拳が炸裂することになるのか…?

『エターナルズ』で監督を務めるのは、『ザ・ライダー』(2017)がカンヌ国際映画祭で絶賛されたクロエ・ジャオ。脚本はマシュー&ライアン・ファーポが執筆している。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』Blu-ray&DVDは発売中。ちなみに同作はハリウッドでのリメイク企画も進行している

Sources: The Wrap, Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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