『エターナルズ』キット・ハリントン、役作りで「ゲーム・オブ・スローンズ」ジョン・スノウを意識したか?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『エターナルズ』では、キット・ハリントンが「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)ぶりに大作へのカムバックを果たす。『エターナルズ』でキットが演じるデイン・ウィットマンは、原作コミックでは中世にルーツを持つ騎士“ブラックナイト”というスーパーヒーローになっていくが、奇しくも「ゲーム・オブ・スローンズ」も中世の物語だ。キットは両者の繋がりを意識していたのだろうか。
米Comicbookでは、この疑問にキット本人が回答。ズバリこう答えている。「彼(ウィットマン)とジョン・スノウにはかなり大きな違いがあると思っています。似ているところはあまりないですし、もし似たような部分がありすぎたら興味を持っていなかったでしょうね」。
「ゲーム・オブ・スローンズ」の舞台が中世であることは言わずもがな。一方で一部のファンの間では、ウィットマンが『エターナルズ』でブラックナイトに変貌を遂げるのではないかと期待されている。ブラックナイトはエボニー・ブレイドという名の武器を駆使することで特に知られるが、これをウィットマンが握ろうものなら、ヴァリリア鋼の剣を握るジョン・スノウの姿と重なるはずだ。
もっともキットは、『エターナルズ』で初登場を飾るウィットマンについて「彼はセルシ(演:ジェンマ・チャン)と恋仲にあって、人間側を代表しています」と語っている。ウィットマンがスーパーヒーローとして覚醒するかどうかは、本編を確認するしかない。
なお、原作コミックではアベンジャーズのリーダー格にまでなるウィットマンの将来について、キットは「何も分からないです」と話している。しかし、いずれウィットマンがブラックナイトとして剣を振るうことになるとしたら、「ゲーム・オブ・スローンズ」での経験を意識せざるを得ないかも……?