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クリス・エヴァンス、キャプテン・アメリカ再演に「しっくりこない」

クリス・エヴァンス Chris Evans
David Gabber /Landmark Media 写真:ゼータ イメージ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でキャプテン・アメリカ役を卒業したクリス・エヴァンスは、以前に同役を再演する可能性はないとし、「もう僕のものですらない」と発言していたが、やはり復帰に対する姿勢は変わっていないのだろうか?

Comicook.comによれば、米シカゴで開催されたイベント「シカゴ・コミック&エンターテインメント・エキスポ」のパネルに登壇したエヴァンス。MCUへ復帰する可能性について、「それは難しいですね」とコメントした。

「あの役を心から大切に思っていますから。彼は僕にとって非常に大切な存在で、本当にそう思っているんです。確かにスティーブ・ロジャースの物語はもっとあると思います。でも同時に、この役を物凄く尊くも感じていて、小さな光り輝くものとして、すごく大切に思っているんです。だから、それを台無しにしたくない。僕は特別な時期に特別な作品の一翼を担い、ある意味、それがとても上手く着地しました。あの役と絆を結び、あの物語を伝えるのは楽しいしキャストやスタッフと働くのも大好きだけど、今は復帰にしっくりこないですね。

キャプテン・アメリカを恋しく思っている様子のエヴァンス。しかし、大切なキャラクターだからこそ、気軽には戻れないという心境のようだ。またエヴァンスは、キャプテン・アメリカを演じ続けた理由について、「計画はしていませんでした。“コミックだぞ!”という感じでもなかったんです」と説明している。

「だけど映画を作れば作るほど、映画の前にリサーチをすればするほど、自分がファンであることに気づきました。それから、想像力豊かで素晴らしいキャラクターや卓越したストーリーを目にし始めて、それが映画の出発点になるわけです。クリエイティブな人たちを集めて、まだ形になっていない(コミックと)同じアイデアに取り組むんです。コミックは、“この作品を目にしたことがあるぞ”という共通の土台を与えてくれるし、ファンは作品を読んだ時や見た時にどう感じたかを知っていますよね。それが出発点なんです。そういったことが、映画を作る時に信じられないほどの助けになります。そこに存在するファンベースが大きいことは言うまでもありません。」

スーパーヒーローを演じるだけでなく、既存のコミックキャラクターを実写化する楽しさや魅力、やりがいも語ったエヴァンス。タイミングさえ合えばMCUへの復帰はあり得るのでは……?と思わせる口調だが、エヴァンスはキャプテン・アメリカの名を襲名したファルコン/サム・ウィルソン役のアンソニー・マッキーにエールを送っており、今のところはサポートする側に専念するつもりのようだ。

マッキーがキャプテン・アメリカ役で主演する『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』は、2024年5月3日に米国公開予定。

Source:Comicook.com

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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