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クリス・エヴァンス、『ファンタスティック・フォー』ヒューマン・トーチ役再演に前向き ─「キャプテン・アメリカの復帰より気楽」

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
(C)2016 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をもってキャプテン・アメリカ役から卒業した俳優、クリス・エヴァンス。10年近くに渡り同役に身を投じてきたエヴァンスだが、それ以前には、『ファンタスティック・フォー』シリーズでヒューマン・トーチことジョニー・ストームとしてマーベル映画に出演していた。どうやら、ジョニー・ストームを再演することに前向きなようだ。

2005年と2007年にティム・ストーリーがメガホンをとった『ファンタスティック・フォー』で、クリス・エヴァンスがふんしたファンタスティック・フォーのメンバーであるジョニー・ストームとは、身体を高熱の炎で包み、飛行能力を持つスーパーヒーローだ。2015年にリブートされた『ファンタスティック・フォー』では、『クリード』シリーズや『ブラック・パンサー』(2018)などでおなじみのマイケル・B・ジョーダンが演じていた役としても知られている。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)などをきっかけに、MCUではマルチバース展開が本格化してきた。つまり、エヴァンスふんするジョニー・ストームがマルチバースを通じて、MCUで登場することも不可能ではないというわけだ。MTV Newsのインタビューにてエヴァンスは、このマルチバース展開の可能性について質問されたところ、「そうなったら最高ですよね」と答えている。

再演に前向きな姿勢をみせるエヴァンスだが、「誰からも話は来ていません」と、マーベル・スタジオとの間で話し合いが行なわれているわけではないと説明。『ファンタスティック・フォー』2作に出演していた当時は20代後半だったが、いまでは40代のエヴァンス。「もう見た目も違います。15年か20年以上も前のことですから。歳をとりましたね」といい、年齢が復帰への懸念要素のひとつだと明かしている。

「『ファンタスティック・フォー』でなにかやっていますよね?」とエヴァンスは、MCU版として現在進行中の企画について言及しながらも、「ぜひやりたいです」とあらためてジョニー・ストーム役再演を希望。キャプテン・アメリカ役としての復帰については、「あの役は本当に重要なものなので、それを再びやるというのは無理な注文なんです」と以前に吐露していたエヴァンスだが、「キャップとして復帰するより自分としては気楽です」と今回明かしている。

「僕が言いたいことはわかりますよね?キャップは僕にとって本当に大切な存在ですから。あの美しい経験を壊したくないんです。ただ、ジョニー・ストームはまだあまり日の目を浴びていないように思うんです。マーベルが足場を固める前のことでしたから。あの役は本当に好きでした。どうなるかはわかりませんけど。」

マルチバースの可能性は無限大である。クリス・エヴァンスがジョニー・ストームとしてカムバックし、意のままに炎を扱う姿をもう一度観てみたいと思うのは、筆者だけではないはずだ。

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Source:MTV News

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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