『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』日本版声優発表 ─ 吹替予告編が公開

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』の日本語吹替版で、ファンタスティック・フォーのメンバーと巨悪ギャラクタス、使者シルバーサーファーを演じる声優陣が決定した。あわせて、吹替版予告編も公開されている。
本作は異なる力と個性、揺るぎない家族の絆で戦う唯一無二のヒーローチーム、“ファンタスティック4”のMCU初登場作。人々を窮地から救い、世界中から頼られ愛されている彼らには、まもなく新たな命が生まれようとしていた。ところがリードの行動がきっかけで、惑星を食い尽くす宇宙神ギャラクタスの脅威が地球に迫る──。
日本語吹替版では、ゴムのように伸縮する身体と、常に冷静沈着な判断力をもつチームのリーダー、天才科学者リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役を「呪術廻戦」や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「鬼滅の刃」などの子安武人が担当。身体を透明化させ、目に見えないエネルギーやフォース・フィールドを形成する超能力をもつリードのパートナー、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役は『マイティ・ソー』シリーズでソーの恋人ジェーン・フォスター役も務めた坂本真綾が務める。
高速飛行の能力をもち、高熱の火炎を操るスーの弟、ムードメーカーのジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役には「東京リベンジャーズ」「ハイキュー!!」の林勇。岩のように強固な身体と怪力、そして優しい心を持つリードの親友ベン・グリム/ザ・シング役には岩崎正寛が起用された。
さらに、彼らが対峙する宇宙神ギャラクタス役を楠大典、全身が銀色に輝くシルバーサーファー役には上田麗奈という豪華声優陣が名を連ねている。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』吹替声優コメント
子安武人(リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック)
世界中が注目している「アベンジャーズ」新章に繋がる重要な作品に携わることが出来て大変光栄に思っています。
天才科学者であるリード・リチャーズはファンタスティック4のリーダーとして、地球のため、愛する家族のために戦う完全無欠なヒーローです。と言いたいのですが、今作の彼は頭が良い以外は全くの未熟者。そんな彼が全人類の運命を託されることに。これはファースト・ステップ。家族の絆と力を合わせ本物のヒーローになる話です。
坂本真綾(スー・ストーム/インビジブル・ウーマン)
これだけ多くの方に愛されているシリーズの一員として作品に参加できることを光栄に思います。新章へと進む、その”ファースト・ステップ”に関われることが何より嬉しいです。
ファンタスティック4は、特殊能力を持つヒーローチームでありながら、根底にあるのは“家族”の絆です。スーはその中心にいて、愛や信頼でチームをまとめる、包容力に溢れた存在。パワー以上に大切なものを持ったヒーローだと思います。彼女が“母になる”という人生の転機を迎えたことで、ヒーローとしてだけでなく、人としての葛藤や決意が一層深まっていきます。私自身も子を持つ親として、スーの選択や想いに共鳴する部分がたくさんありました。
林勇(ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ)
昔から観ていたマーベル作品の一つに関われる事、すごく嬉しいです!また世界中が注目している「アベンジャーズ」新章に繋がる重要作という事で非常に期待が膨らんでおります!ジョニーはで炎を操ることができ、空を飛ぶ能力を持っています。なので戦闘でも大活躍するキャラクターです。ムードメーカーでお調子者の印象がありますが、とても優しい性格でもあり、家族や地球に大きな危機が迫ったときどのような表情を見せるのかも注目して頂きたいです
岩崎正寛(ベン・グリム/ザ・シング)
びっくりとワクワクでとてもファンタスティックな心持ちです!世界中で沢山の方に愛されているマーベル作品、そして「アベンジャーズ」新章に繋がるかもしれない最初の一歩(ファーストステップ)に関わることが出来てとても興奮しています!特殊な力と外見を得てしまったベンですが、だからこそ人一倍「人間らしさ」に溢れていると思います。パワー満載のド派手な戦闘シーンも見どころですが、彼のお茶目さや温かさを感じられる日常の一コマにも注目していただけたら嬉しいです。そして限界を超えた状況の中で“家族”や“仲間”が与えてくれる力がどれだけ大きいものか、きっと皆様にも感じて頂けると思います。

映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は2025年7月25日、日米同時公開。
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