『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』あらすじ判明 ─ 惑星を食べるギャラクタスとシルバーサーファーから地球を守れ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』より、あらすじ文が米公開された。
これまで旧20世紀フォックスでの映画化が繰り返されたファンタスティック・フォーがついにMCUデビューを果たす注目作。見どころとなるのは、1960年代を舞台とするレトロ・フューチャーな世界観と、マーベル・ユニバース最大の存在であるギャラクタスと、ファン人気高いシルバーサーファーの登場だ。ギャラクタスとシルバーサーファーは、あらすじ文にも明記された。以下拙訳。
「1960年代風のレトロ・フューチャーな世界を背景とした、マーベル・スタジオの活気あふれる『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』は、マーベルの最初のファミリー、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック(ペドロ・パスカル)、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン(ヴァネッサ・カービー)、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ(ジョセフ・クイン)、ベン・グリム/ザ・シング(エボン・モス=バックラッシュ)が、これまでで最も困難な挑戦に立ち向かう姿を描く。
ヒーローとしての役割と、家族の絆の強さのバランスを取ることを余儀なくされた彼らは、ギャラクタス(ラルフ・イネソン)と呼ばれる貪欲なスペース・ゴッドと、彼の謎めいた使者、シルバーサファー(ジュリア・ガーナー)から地球を守らなければならない。そして、惑星全体とすべての人々を食い尽くすというギャラクタスの計画だけでも十分恐ろしいところ、これは突如として非常に個人的なものとなる。
このアクション・アドベンチャーには、ポール・ウォルター・ハウザー、ジョン・マルコヴィッチ、ナターシャ・リヨンヌ、サラ・ナイルズも出演。監督はマット・シャクマン、製作はケヴィン・ファイギ、製作総指揮はルイス・デスポジート、グラント・カーティス、ティム・ルイスが務めるマーベル・スタジオの『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』は2025年7月25日公開。」
注意しておきたいのはギャラクタスの動きだ。最大級のコズミック・ビーイングであるギャラクタスは惑星を食べる人智を超えた存在だが、あらすじには彼の捕食について「非常に個人的なものとなる」と加えられている。あまりにも強大なため、本作限りで退治されるとは考えにくいギャラクタスは、今後の作品でもファンタスティック・フォーやヒーローたちとの銀河級規模のドラマを繰り広げることになりそうだ。
監督のマット・シャクマンは「ワンダヴィジョン」(2021)で、奇想天外ながらドラマチックな演出でファンから評判。シルバーサーファーは主にノリン・ラッドという男性が知られるが、本作ではシャラ=バルという女性バージョンとして映像化される。ノリン・ラッドの恋人で、ギャラクタスからシルバーサーファー同等の力を与えられた女性だ。
ファンタスティック・フォーは本作でMCUデビューを果たした後、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』や『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』にも参戦を果たす可能性が高い。
『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』は2025年7月25日、US公開予定。日本では現在までに「2025年劇場公開」と伝えられている。
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Source:The Walt Disney Studios