「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」米配信が2020年8月に繰り上げへ ─ 「ワンダヴィジョン」も年内登場

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」の米国配信予定が、2020年秋から8月へと繰り上げられていることがわかった。米Deadlineが報じた。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、サム・ウィルソン/ファルコン(アンソニー・マッキー)とバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)の新たなる冒険を描く物語。スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカからの“盾の継承”がテーマであり、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)からヘルムート・ジモ/バロン・ジモ(ダニエル・ブリュール)、シャロン・カーター/エージェント13(エミリー・ヴァンキャンプ)も再登場する。
本作はディズニーの映像配信サービス「Disney+」にてマーベル・スタジオが手がける初めての作品であり、MCU史上初のドラマ作品だ。これを皮切りに、2020年内には「ワンダヴィジョン」が、2021年には「ロキ」「ホークアイ」が配信される(タイトルはすべて原題)。なおディズニー/マーベル・スタジオは、「ワンダヴィジョン」の配信も2021年春から2020年内に繰り上げたばかりだ。
なお、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の撮影は2019年10月より始まっている。2020年1月には、米自治領プエルトリコにて実施予定の撮影が地震のために中止され、計画が変更となることも伝えられていた。配信予定への影響も危惧されたが、むしろディズニー/マーベル・スタジオは当初の予定よりも早期の配信を目指して作業を進めているらしい。
シリーズの監督は「ハウス・オブ・カード」「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」などのカリ・スコグランドが担当。脚本は「Empire 成功の代償」マルコム・スペルマン、『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッドが務める。
ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and The Winter Soldier)」はDisney+にて2020年8月より米国配信予定。
Source: Deadline