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『スパイダーマン:ホームカミング』続編タイトルは『Far From Home』で確定 ― マーベル社長「複数の意味がある」

スパイダーマン:ホームカミング
© 2017 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation. All Rights Reserved. | MARVEL and all related character names: © & ™ 2017 MARVEL.

トム・ホランド主演、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)におけるスパイダーマンの単独映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の続編タイトルが『Spider-Man: Far From Home(原題)』で確定した。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が認めている。

『スパイダーマン:ホームカミング』続編のタイトルについては、トム・ホランドが『Far From Home』だと“うっかり”バラしてしまったことが話題となったばかり。しかし、そのタイトルが本当に正しいのか、トムは本当にうっかりバラしてしまったのか、うっかり風の発表ではないのかと、いろんな意味で真相は定かでないままだったのだ。

Comicbook.comの取材に対して、ケヴィン社長は「予想が始まりますね。こういうのはいつでも楽しいですよ」と一言。トムの明かしたタイトルが正しいことを認め、タイトルには複数の意味が秘められていることを明かした。

「(続編のタイトルを)私たちは気に入ってるんです。『ホームカミング』に繋がっていますし、単に同じ言葉を使っているだけじゃなくて――だから『ホームカミング2』よりも気に入ってるんですが――“ホーム”という言葉には、(MCU版)スパイダーマンに持たせていきたい2つの意味がある。つまり、“Far From Home”には複数の意味があるんですよ。」

思えば前作の『スパイダーマン:ホームカミング』というタイトルにも、スパイダーマンの再映画化=カムバックや、ついにスパイダーマンがマーベル・シネマティック・ユニバースに本格合流すること、そして劇中で登場する高校のイベント「ホームカミング」と複数の意味があった。続編でピーター・パーカー/スパイダーマンは「地球上の別の場所で過ごすことになる」ようなのだが、単純にニューヨークを離れるという以外に、いったいどんな展開が予定されているのだろう?

ちなみに『Spider-Man: Far From Home』は、2019年公開『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』の物語が終わった直後から始まるストーリーだといわれていた(2017年6月時点)。『スパイダーマン:ホームカミング』の冒頭が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)から直結していたように、“親愛なる隣人”の冒険は、またしても大きな事件の後を引く形で始まることになりそうだ。

映画『Spider-Man: Far From Home(原題)』は2019年7月5日に米国公開予定

Source: Comicbook.com
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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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