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完結間近の『ワイルド・スピード』、テズ役リュダクリスが継続を希望 ─ 「ジュラシック・パークも続いてるし」

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
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世界中で絶大な人気を誇るカー・アクション映画『ワイルド・スピード』シリーズは第11作でファイナルを迎えるが、第2作『ワイルド・スピードX2』(2003)よりテズ役を演じているリュダクリスは「別の未来を望んでいる」と、その胸中を明かしている。

20年近くにわたり、ファミリーに欠かせないメンバーとして活躍してきたリュダクリスは、まだ『ワイルド・スピード』に別れを告げる心の準備が出来ていないようで、米Fatherlyのインタビューでこう語っている。

「素晴らしい物事には終わりがあるよね。僕たちは『Fast X(原題)』を現在撮影していて、これが最終章になるけど、だからといってシリーズが永遠になくなってしまうわけじゃないと思う。ですよね?『ジュラシック・パーク』を見てよ。あれは終わったけど別の形で復活したし、だから『ワイルド・スピード』シリーズが永遠に生き続けることを願っています。いつかキャラクターの子どもたちがシリーズを続けるかもしれないしね。

リュダクリスが例として挙げた『ジュラシック・パーク』シリーズは、『ジュラシック・ワールド』としてリブートされ、その完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の日本公開(2022年7月29日)が迫っている。最新作にはオリジナル3部作のキャラクター3人が揃ってカムバックしていることから、『ワイルド・スピード』シリーズがリブートされた暁には、リュダクリスをはじめとする本家メンバーの復活が期待できるかもしれない。

なお、本シリーズに関してはシャーリーズ・セロン演じる冷徹なヴィラン、サイファーを主人公にしたスピンオフ企画の浮上が報じられ、スピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)の続編や女性キャラクターを描く企画も進行しており、そのユニバースは拡大していく模様。ということは本家シリーズが幕を下ろしても、オリジナル・キャラクターがスピンオフ作品に登場する可能性は十分ありそうだ。

まずは、2023年5月19日に米国公開予定の『Fast X(原題)』に期待したい。

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Source:Fatherly

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。