『ワイスピ10』のジェイソン・モモアは足にピンクと紫のネイルを塗っている ─ しかも車を爆破して狂喜乱舞するらしい

『ワイルド・スピード』シリーズ第10作、『FAST X(原題)』にヴィラン役で初登場するジェイソン・モモアは、何やら派手なキャラクターとして登場することになりそうだ。
現時点では、モモアふんするヴィランについては名前や背景なども伏せられている。モモアは以前「悪い子」「派手」「自信」というキーワードを挙げてキャラクターを表現していたものの、依然としてその全貌は謎に包まれたままだ。そんななか、英GQの取材に応えたモモアが、『FAST X』では、過去に演じてきた“マッチョ”なイメージとは違う役にチャレンジしていると語っている。
「いつも、マッチョなキャラクターを演じるだけの男だと思われているからキツかったですね。だけど僕は前進したいし、何か新しいことをやりたい。物事は変化しているし、今、演じているヴィランはエキセントリックなんです。」
これまでにモモアは、DC映画『アクアマン』(2018)主役のほか、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011‐2019)で演じたドラスク族の長カール・ドロゴや、「フロンティア」(2016‐2018)の冷酷至極な罠猟師デクラン・ハープをはじめ、193センチの長身と筋肉隆々の肉体を活かしたタフでワイルドな野獣系キャラクターを演じることが多かった。
しかし、そういったイメージを払拭したいと願っていたモモアが『FAST X』で演じるヴィランは、足の爪をピンクと紫に塗り分け、そのカラーに合わせたラベンダー色の車を乗り回し、テズ(リュダクリス)の車を爆破して狂気乱舞するのだという。その描写は、モモアが挙げていた「派手」「悪い子」という言葉にマッチする。さらにモモアは、「僕は最高に派手な男でメチャクチャ楽しんでいるんですよ」ともコメントしており、自身のイメージを一新するであろう役を心から楽しんでいる様子だ。
モモアが新境地を開いてくれそうな『FAST X(原題)』は、2023年5月19日に米国公開予定。
Source:GQ