セバスチャン・スタン、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」撮影初日に大怪我していた「折れたと思った」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でバッキー役を演じたセバスチャン・スタンは、同シリーズの撮影中に不遇に見舞われていた。撮影初日から大怪我をしたというのだ。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では、同じくアベンジャーズのサム・ウィルソンと共に、新たに出現した強敵を相手に戦ってきたバッキー。そんなバッキーを演じるにあたり、いくつものアクションにスタンも挑んだはずだから、怪我する可能性のあるシチュエーションもあったことは想像できる。このたび米Varietyの取材で、怪我した当時のことを振り返ったスタンは以下のように経緯を明かしている。
「着地した時に足首をひどく挫いてしまって。折れたかと思いました。実際に歩けなくなったほどです。撮影準備の合間に2階へ上がって、2人の方がブーツを脱がしてくれました。僕は自分の足を掴んで氷のバケツに突っ込みました。」
怪我したときにスタンが臨んでいた撮影は、第5話のひと場面。着地というからには何らかのアクションシーンかと思いきや、サムとバッキーがウィルソン家の壊れた船を港で修復するシーンの最中、船に飛び移った際にスタンは足を挫いてしまったという。その後の応急処置でなんとかスタンも持ち直したようだが、一時は「歩けなくなったほど」ということで、現場も冷や汗をかいたことだろう。
ちなみに、着地の失敗といえば、スタンの相棒アンソニー・マッキーも過去に似たような経験をしている。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)撮影中、高さ約9メートルからの着陸シーンに挑んだ際、「重心をつかめず顔から落ちてしまった」のだという。幸い大きな怪我には至らなかったようだが…。
Source: Variety