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『ファンタスティック・ビースト』と『キャプテン・マーベル』それぞれの秘密主義はどう違う? ジュード・ロウ「マーベルは怖かった」

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
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Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

2018年秋から2019年春にかけて、『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで知られる俳優ジュード・ロウは2本の大作映画に連続して出演する。「ハリー・ポッター」魔法ワールドの最新作ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年11月23日公開)、マーベル・シネマティック・ユニバースの新機軸となるキャプテン・マーベル(2019年3月15日公開)だ。

これらふたつの映画に共通しているのは、大手スタジオによる大作映画ではいまやスタンダードとなった“製作上の秘密主義”。米国のトーク番組「The Late Show with Stephen Colbert」に登場したジュードは、『ファンタビ』とマーベル・スタジオの秘密主義がどう異なるのかをジョーク混じりに話している。

ファンタビとマーベルの秘密主義、米英の違い?

このたびジュードは、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を控えてのプロモーションで番組に登場。そこで「『キャプテン・マーベル』の撮影も終わったんですよ」と口にすると、司会者のスティーブン・コルベアが『キャプテン・マーベル』のジュードを写真パネルで見せている。そしてスティーブンは「楽しみにしてるんですよ。あなたはマー・ベル役だと思うんですが、違うんですか?」と尋ねたのだった。

2018年11月7日現在、『キャプテン・マーベル』でジュードが演じる役柄については、クリー人の精鋭部隊「スターフォース」の指揮官であることを除いて詳しく明かされていない。スティーブンが口にしたマー・ベルとは、コミックに登場するクリー人で、映画版の主人公であるキャロル・ダンバースとは深い関係をもつ人物である。スティーブンのストレートすぎる問いかけに、ジュードは「僕の役が誰なのかは言えないんですよ」と返すほかなかった。

映画のプロモーションで登場するスターからネタバレを引き出そうとするのは、いわばこの番組の“お約束”だ。ところがジュードは『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『キャプテン・マーベル』どちらの本編にも言及せず、両作の秘密主義について語っている。

「『ファンタスティック・ビースト』を撮っていて、イギリスとアメリカの違いかもしれないって思ったんですよね。『ファンタスティック・ビースト』の方は、“えっと、あなたは秘密をバラしたりしないと思いますけど、もしバラしたら、二度とやらないようにとお伝えしてから、そっと殺しちゃうかもしれませんね…”みたいな感じ。でもマーベルの方は“これは絶対誰にも言うんじゃねえぞ!”みたいな(笑)。」

『ファンタビ』とマーベルの違いを主に口調だけで表現するジュードの様子はぜひ上の映像でお確かめいただきたい。さらにジュードは、マーベル映画の徹底された秘密主義についてさらに言葉を重ねるのだった。

「ホントの話なんですけど、撮影現場に(秘密主義のため)雇われてる人がいるんですよ。撮影の準備をして、スーツ姿で外に出ると、“マントを着けろ!フードをかぶれ!隠れろ!”って。僕の子どもが現場に来た時も、“NDA(秘密保持契約書)にサインしろ!こいつらは誰だ!”っていう(笑)。厳しかった、怖かったですね。」

常に大きな注目が集まるマーベル・シネマティック・ユニバース作品の撮影現場からは、出演者のコスチューム姿などを捉えたパパラッチによる写真が流出することも決して珍しくない。マーベル・スタジオは情報の流出を防ぐため、とにかく厳戒態勢で撮影を行っているのだ。それにしても熟練者であるジュードが「怖かった」というほど厳重な秘密主義が敷かれているとは……。その環境下を知りながらうっかりネタバレを繰り出してしまう、マーク・ラファロやトム・ホランドの屈強なメンタリティを改めて思い知らされる次第である。

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、2018年11月23日(金・祝)3D/4D/IMAX 同時公開『キャプテン・マーベル』は2019年3月15日(金)全国ロードショー

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/
『キャプテン・マーベル』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html

Source: The Late Show with Stephen Colbert

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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