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【レポート】『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ファンナイトに熱狂 ─ ジュード・ロウ、幸運な観客にがっしりハグ(写真52枚)

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ファンナイト
©THE RIVER

— ikumi (@lumos201810) 2018年11月21日

 ご指名を受けたダンは嬉しそうに、まず「コンニチハ」と挨拶。「ジェイコブは心が大きいですよね。もとは戦場で戦った兵士で、(アメリカに)戻ってきた。悲しみに暮れる男になる可能性もあったけど、そうはならずにペイストリーで人を幸せにしたいと思ったわけですよ。好きにならずにいられないですよね。世界で一番忠誠心があって勇敢な男で、魔法も杖も持たずに戦いに挑んでいくんです。おとぎ話の世界のパン屋さんみたいに。やっぱり好きにならずにいられないですね」と語り、「僕が皆さんを愛しているように」と会場に手を伸ばした。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ファンナイト
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続いて、アリソン・スドルには次の質問が尋ねられた。

 アリソンは日本語で「日本は魔法みたい」と答え、まず歓声。後ろの通訳に「合ってます?イエス!」と確認する姿が愛らしく、もうひと歓声があがった。「日本は本当にマジカルな場所です。いつも来る度にみなさんの文化や歓迎ぶり、全てに驚かされているんですよ。魔法みたいだと思います。それから食べ物もすっごく素敵。」

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ファンナイト
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司会のハリー杉山からは、ティナ役キャサリン・ウォーターストンへの質問。「ティナのニュートへの想いは様々だと思いますが、もしも一言でまとめるのであれば、その愛とはどんなものでしょう?」との質問が読み上げられると、隣のエディが身体を乗り出し、キャサリンを下から見上げる。キャサリンが目もくれずに片手で制止して首を横に降ると、しょげたエディは顔を真っ赤にして元の位置に戻るのだった。

キャサリンは「一言で言い表すのは難しいですね。とても複雑なので」とかわしながら、「ティナはニュートが◯◯◯だと思ってるんですよ」(編注:『黒い魔法使い』の内容に触れているため割愛)と続け、エディは「ティナの◯◯◯ですよ!」と返す。「でも、これでティナは喜ぶと思う?」と客席に問いかけると、「NO!」の声があがる。キャサリンは「こういうことですよ」と微笑んだ後、日本語で「みんな大好き」と囁いた。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ファンナイト
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高橋愛はナギニ役クローディア・キムに「アジア人としてキャストに選ばれたことが嬉しかったと、昨日のジャパンプレミアで仰っていましたが、役を頂いた時にどういう思いでしたか?」と質問。クローディアは「オーディションを終えた後、この役がどうしてもやりたくて辛かったんです」と笑い、「1作目は少なくとも5回は観ていました。すごく嬉しくて光栄でした。今日もここに参加できて光栄です。お客さんの中に泣いてらっしゃる方がいましたが、私まで泣けてきそうですよ…!」と感極まり、日本語でのメッセージにもトライ。「あたたかく、歓迎して、歓迎して…、(手首を確認して)いただき、ありがとうございます!」

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ファンナイト
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最後にジュード・ロウに向け、ハリー杉山が「ジュードさん演じるダンブルドア先生、魅力に溢れています。色気に溢れていると思います」と尋ねると、ジュードは顎を撫でてみせる。「その最大の魅力は何なのか、それをどうやって引き出したのか」と尋ねられたジュードはまず「わかりません」と一言。「その質問はどうやって答えて良いのか分からない」と困った笑い声を上げるジュードを、隣からダンが「DNA!DNA!」と茶化す。ジュードは赤くした顔を手で仰ぎ、襟元もはためかせてタジタジだ。

ジュードは「別の話にしましょうか」と切り出し、「ダンブルドアと共通している素質は、イタズラ好きってところかな。長年、自分の子どもを相手にイタズラ好きの部分を育んできていたので、ようやく役に活かすことが出来て嬉しいです」と紹介した。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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