ケヴィン・ファイギ、DCのジェームズ・ガンを激励 ─ マーベルとDCの良い関係、続く

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで監督を務め、現在は「DCスタジオ」の共同会長兼CEOに就任したジェームズ・ガンに、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が温かいエールを贈っている。
ガンがDCスタジオのトップに就任する際も、ファイギはガンとやりとりを交わしていたことが既に明かされている。この度米Entertainment Weeklyのインタビューに応じたファイギは、「どんな会話だったのですか?」と質問されて答えている。
「彼が、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』を手がけることについて、話をした時と大差はありません。“それは素晴らしいね。早く作品が観たいよ”と伝えました。僕は、それら(DC)のキャラクターが大好きだと隠したことはないですから。子ども時代は自分の部屋にスーパーマンのポスターが貼ってあったし、ドナー夫妻、リチャード・ドナーとローレン・シュラー・ドナーの下で働いたのも、『スーパーマン』のためでしたからね。
そういったキャラクターたちがジェームズの手に委ねられると思うとワクワクするし、すごく良いことですよね。もちろん、それは彼が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を完成させた後の話ですが(笑)。」
かつて、自身もDC映画の製作に関わったことがあるファイギは、新DCユニバースでガンが生み出す作品群に大きな期待を寄せている様子。これまでにマーベル作品でタッグを組んできたガンとファイギは別々の道を歩むことになるが、良きライバル、そして両スタジオを牽引する存在として競い合いつつも、スーパーヒーロー・ジャンルさらにを盛り上げてくれるに違いない。
ガンからは、新DCユニバースの第1章となる『Gods and Monsters』の詳細も発表され、いよいよ新時代の幕開けとなる。ガンがポストプロダクション(撮影後準備)の追い込みにかかっている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は、2023年5月3日に日米同時公開。
Source:Entertainment Weekly