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ケヴィン・ファイギ、エリザベス・オルセンのMCU復帰を示唆 ─ 「マルチバースでは何でも可能だ」

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
(c) Marvel Studios 2022

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)のミッドクレジットシーンで初登場し、続けてMCU映画5作品とドラマ「ワンダヴィジョン」(2020)で活躍したワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ。直近作となる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)で重要な役割を果たしたワンダがMCUにカムバックするのかどうか憶測が飛び交う中、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がファンの期待を高めるような発言をしている。

この記事には、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
(c) Marvel Studios 2022

最愛の夫ヴィジョンを亡くし、双子の息子が消失した現実に向き合えずにいたワンダは、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で“ダークホールド”という禁断の魔術書を使い、マルチバースの別世界にいる子どもたちとの新生活を夢見ていた。しかし、最終的に自分の過ちに気づいたワンダは、ダークホールドの呪文の原点である“ワンダゴア山”を破壊。ラストでは、自らの命を犠牲にして崩れ落ちていく瓦礫に飲み込まれていった。

このシーンを目にした多くの人は、ワンダは死んでしまったと思ったのではないだろうか。しかし、ケヴィン・ファイギは全く異なる見方をしているようだ。米Varietyのインタビューでファイギは、「彼女が瓦礫の下敷きになっているのを見たのかどうか分かりません。塔が倒れて小さな赤い閃光が走りましたが、それが何を意味するのかも分かりません」と答え、まるで、まだワンダは生きていると言わんばかりに語っている。

さらにファイギは、MCUでX-MENの計画を始動させる作品にワンダが登場するのか、それともワンダの単独作品が製作されるのか、もしくは「ワンダヴィジョン」のキャラクター、アガサ・ハークネスを主人公にした新スピンオフドラマ「Agatha: Coven of Chaos(原題)」に姿を見せるのか具体的に質問されると、曖昧ながらもワンダと演者、エリザベス・オルセンの復帰を示唆している。

もっと探索できることがあります。まだ、コミックで描かれた彼女のコアなストーリーラインの多くに触れていませんから。出来ることなら、あと100年はリジー(オルセン)と仕事をしたいですね。マルチバースでは何でも可能だから、どうなるかは分かりません。

まさに、“ラブコール”とはこのことだ。ファイギの発言によれば、すでにワンダについて描きたいストーリーも構想として存在している気配がある。以前にオルセンは、「私の中では、また起用してくれるという前提で考えています」と復帰に意欲を見せていたことから、「MCUにオルセンがワンダ役でカムバック」とのニュースが届くことを期待しよう。

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Source:Variety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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