ケヴィン・ファイギ、DCリーダーになったジェームズ・ガンに初コメント「駆けつけるよ」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを成功に導いたジェームズ・ガンが「DCスタジオ」のトップを務めることが明らかになった。この報道の翌日、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギが公の場でガンの就任劇について初めて語った。
マーベル最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の米プレミアの場で、ファイギはガンのDC抜擢について「ジェームズ・ガンとはほぼ毎日話しています」とコメント。「僕たちには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』という素晴らしいものを控えているし、5月には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』という素晴らしいものも控えている。5月まで彼がDCに取り組む時間があるのかはわからないけれど、その時間があるなら、とても楽しみです。真っ先に駆けつけますよ」。
引き続きガンへの友情的な支援を語ったファイギだが、2023年5月公開予定の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』プロモーションへ、ガンが監督としてどれほど関与できるかは不明だ。ガンの就任は11月1日付なので、同作公開の頃には完全にDCの人間となっている。マーベル作品のプレスツアーなどのためDCスタジオでの業務を抜け出すことは考えにくい。
ファイギといえば、ガンが『ザ・スーサイド・スクワッド』でDCに移った際も密やか支援を続けている。同作撮影開始のタイミングでは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』での思い出を集めた手作りブックを送ってガンを泣かせた。ガン以外にも、DC「バットガール」がお蔵入りになった際には、気落ちしている同作の監督にこっそりと励ましのメッセージを送っていたことも明らかになっている。
ファイギの「真っ先に駆けつける」というのは社交辞令ではなく、たとえガンがどこに行っても応援を続けたいという本心なのだろう。
▼ ジェームズ・ガンの記事
新DCユニバース「すべてが『スーパーマン』みたいになるわけではない」 ─ 今度の『クレイフェイス』はいきなりホラー 「退屈させない」ために 「脚本を仕上げずに撮った映画は駄作になる」ジェームズ・ガンが批判 ─ 「この話を何度しても、まだそういうことが行われる」「腹が立つ」 「僕は絶対にやりたくない」 新『ワンダーウーマン』準備が加速か ─ 『スーパーマン』大ヒットを受けて 『スーパーマン』続編は不明 【ネタバレ】『スーパーマン』の設定改変、ジェームズ・ガンが込めた思いとは ─ 「バランスが大切だった」 過去作とのつながりも ザック・スナイダー、ジェームズ・ガン版『スーパーマン』を「早く観に行くつもり」 ─ ふたりは仲良し、「リック・アンド・モーティ」でノリノリ共演 新旧DCユニバースのトップ
Source:THR