『ハリー・ポッター』マルフォイ役トム・フェルトン、スネイプ役アラン・リックマンに「私のマントを踏むでない」と怒られた

映画『ハリー・ポッター』シリーズのドラコ・マルフォイ役で知られるトム・フェルトンが、スネイプ先生を演じたアラン・リックマンのマントをうっかり踏んでしまい、怖い想いをしたことがあると自身のInstagramで明かした。
間もなく米出版される自身の回顧録『Beyond the Wand: The Magic and Mayhem of Growing Up a Wizard(原題)』のプロモーション動画をInstagramに投稿したフェルトン。『ハリー・ポッター』撮影中にリックマンの長い黒いマントを誤って踏んでしまったときのエピソードを、赤裸々に語っている。
「『私のマントを踏むでない(Don’t step on my fucking cloak.)』とはっきりと言われました。僕はデスイーターと向かい合っていて、『冗談で言っているのかな?』と思いましたが、すぐに分かりました。全く冗談で言っていないぞと」と苦笑いしながら、自らの失態を省みた。
次のテイクでは、フェルトンがリックマンのマントを踏まない距離で歩けるように監督が必死で気を遣ってくれ、無事に撮り終えることができたが、別のキャストが踏んでしまうという事態も起こったそうだ。
「僕は危機を逃れたという感じでした。だけど『私のマントを踏むでない』は忘れられない言葉になりました」とリックマンを怖れていた当時を振り返った。
フェルトンは以前もリックマンが怖かったと語っていたが、「とても親切でユーモアに溢れる人でした」と、今は亡き大俳優への感謝の意も示している。恐れ多さとリスペクトを同時に抱かせるのがリックマンの名優たる所以なのだろう。
本著では、フェルトンがホグワーツのメンバーとして『ハリー・ポッター』シリーズに関わった10年間と撮影終了後の社会人生活までが綴られている。日本語訳の刊行予定は未定だが、フェルトンのユーモアセンスが光る『ハリー・ポッター』ファンにはたまらない一冊になっているはずだ。
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