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『ワイルド・スピード』全11作で完結へ、ジャスティン・リンが第10&11作監督に交渉中

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
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世界的人気を誇るカーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズが全11作で完結を迎える見込みであることがわかった。第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021年5月)でメガホンを取るジャスティン・リンが第10&11作の監督として契約交渉にあるという。

2020年2月、主演兼プロデューサーのヴィン・ディーゼルより、全10作にて完結と示唆されていた『ワイルド・スピード』シリーズ。米Deadlineによれば、ユニバーサル・ピクチャーズは、『ジェットブレイク』に続くラスト2作の製作をもってシリーズを終える計画だという。

第10&11作の物語は、ディーゼル演じるドミニク・ドレットに焦点が当てられるとのこと。出演者には、レティ・オルティス役ミシェル・ロドリゲス、ローマン・ピアース役タイリース・ギブソン、テズ・パーカー役クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ミア・トレット役ジョーダナ・ブリュースター、ラムジー役ナタリー・エマニュエル、そして『ジェットブレイク』から復活を遂げるハン役サン・カンなど、『ワイスピ』ファミリーが揃って登場するという。なお、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)の主人公ルーク・ホブス役ドウェイン・ジョンソンとデッカード・ショウ役ジェイソン・ステイサムがラスト2作に復帰するかどうかは定かでない。

現在交渉中にあるリン監督は、第3〜6作を手掛けるなど、シリーズを成功に導いた立役者。『ジェットブレイク』から再び監督として復帰する。リン監督は、ディーゼルと共に第10&11作の製作を務める見込み。このほか製作に、シリーズ全作に参加しているニール・H・モリッツ、『ジェットブレイク』からジェフ・キルシェンバウム、ジョー・ロス、クレイトン・タウンゼントらが揃って続投する予定とのこと。

当初、低予算のカーレース映画として制作された『ワイルド・スピード』は、世界的大ヒットシリーズへと変貌を遂げた。2013年には、主人公の1人ブライアン・オコナーを演じたポール・ウォーカーが悲劇の事故で他界。一時はシリーズ存続も危ぶまれたが、ポールの親族による後押しもあり、現在までに至っている。

そんな『ワイルド・スピード』シリーズが、全11作をもって遂に1つの大きな区切りを迎えることになる。ファミリーと共に歩んできたリン監督であれば、最高のエンディングで完結させてくれるだろう。

ちなみに、本シリーズには複数のスピンオフ企画が進行中。現在は『スーパーコンボ』続編企画が進められているほか、アニメシリーズ『ワイルド・スピード/スパイレーサー』(2019-)のシーズン2がNetflixにて配信中だ。

第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は2021年5月28日米国公開予定。

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Source: Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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