『スター・ウォーズ』一番長続きする組み合わせは「フィンポー」、ジョン・ボイエガが答える ─ 「止められない」

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)より始まった『スター・ウォーズ』続三部作には個性豊かなキャラクターがたくさん。レイ、ポー・ダメロン、フィンにカイロ・レン、新世代の英雄とヴィランらの関係性も見どころだ。
例えばフィンとポーは『フォースの覚醒』でファースト・オーダーの基地から共に脱出して以来の戦友で、レイとカイロ・レンは対立する立場にありながらも、『最後のジェダイ』(2017)では共に戦う局面もあったなど、複雑な関係性の中にある。また、新たに登場したローズ・ティコのフィンへの想いの行方も気になるところだ。
最新作『スカイウォーカーの夜明け』公開を前に、フィン役のジョン・ボイエガがユニークな質問に答えた。米ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2019」に登場したボイエガは、米MTV Newsに「次の関係性の中で、一番長続きするのは?」と尋ねられている。挙げられた選択肢は、フィン-ポー、フィン-ローズ、そしてカイロ-レイ(=レイロ)。
ジョンが即答したのは、「フィン-ポー」のふたりだ。「(その2人は)ずっと続く、止まらないということですね」と訪ねられると、こう答えた。
「いやいやいや、止められないでしょう。あの2人はずっと一緒に映画に出てる。いくつものミッションもこなしている。エピソード8(『最後のジェダイ』)とエピソード9(『スカイウォーカーの夜明け』)の間の期間にも、2人は一緒にいい時間を過ごしてるんですよ。」
もともとファースト・オーダーでFN-2187の識別番号のみが与えられていたフィンは、ポーと基地脱出を共にし、はじめて「フィン」という人間らしい呼び名を貰っている。ポーからはジャケットも譲り受けたり、タコダナの戦いでは窮地を救われたりと、戦地の中で運命的な絆で結ばれた。ジョン・ボイエガも、誰よりもフィンとポーの2人の関係性が固いと信じているようだ。
ジョンの発言で注目したいのは、『最後のジェダイ』と『スカイウォーカーの夜明け』の間にフィンとポーの間に何かしらの出来事を共有しているという部分だ。『スカイウォーカーの夜明け』の時系列は『最後のジェダイ』の結末から約1年後。ポー役オスカー・アイザックもその間に「見たことのない出来事を少し共有している」と認める。英Vanity Fairでオスカーは、「これまでの映画でも、ポーは一匹狼っぽかったけど、今回はグループの一員になるんです。共に行動し、共にミッションに挑むようになる」と語っている。
果たして、『最後のジェダイ』と『スカイウォーカーの夜明け』の間にどんな出来事があったのか。フィンとポーの関係性にどのような影響を及ぼし、『スカイウォーカーの夜明け』ではどう描かれるのだろう。
ちなみにこのインタビューでは、インタビュワーに「仕上がってますね!次のフィンは劇中ずっと上裸ってことですか?」とジョークを投げられた。おそらく、前作『最後のジェダイ』カイロ・レンのある場面を揶揄しているのだろう。ジョンは大笑いした後、こう切り返している。
「そうならいいんですけど!ポーが上裸ならいいのに!」
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)日米同時公開。
Source:@MTVNEWS,Vanity Fair