モーフィアス役、未出演の『マトリックス レザレクションズ』を観た感想がなんとも言えない

『マトリックス』シリーズ復活作『マトリックス レザレクションズ』(2021)には、ネオ役キアヌ・リーブスやトリニティ役キャリー=アン・モスといった主要キャストが復帰したが、重要人物モーフィアス役のローレンス・フィッシュバーンは続投できなかった。
出演できなかった理由については、“クリエイティブ上の都合”だと伝えられている。同作ではモーフィウスに代わって別の俳優(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)が引き継いだ。脚本家によれば、役の交代は初めから予定されていたことだったという。
自身不在で製作された『レザレクションズ』だが、ローレンスはきちんと鑑賞していたようだ。出演新作のプレミアイベントで、「観ましたよ」と答えている。ただしその感想は、とても正直で、なんとも言えないものだ。
「思ってたほどは悪くなかったかな。でも、期待したほど良くもなかった。キャリー=アンとキアヌはよくやったと思いますよ。そんな感じかな。」
Laurence Fishburne shares his thoughts on #TheMatrixResurrections: “It wasn’t as bad as I thought it would be. And it wasn’t as good as I hoped it would be.” https://t.co/c0f534K2QE pic.twitter.com/BBVwOkjkiw
— Variety (@Variety) October 19, 2022
開口一番「思ってたほどは悪くなかった」と出るあたり、ローレンスは『レザレクションズ』にさほど期待していなかったような様子がうかがえる。
なおローレンス、「出演できなくて寂しい思いは?」と尋ねられると、「いや、そんなことはないよ」と答えて固く口を結んだ。どうやら、『マトリックス』への関心はもう高くないらしい……。
Source:Variety