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DC映画『フラッシュポイント』監督に『スパイダーマン:ホームカミング』脚本家が就任!ベン・アフレック、オファー断っていた

©THE RIVER

ワーナー・ブラザース&DCコミックス製作による映画『フラッシュポイント(原題:Flashpoint)』の監督がついに決定した。
映画『ジャスティス・リーグ』(2017)にてフレッシュな魅力を炸裂させたヒーロー、バリー・アレン/フラッシュ(エズラ・ミラー)の単独映画となる本作は、長らく製作が告知されていながらも、度重なるトラブルによって未だ製作が実現していなかった一本だ。

Variety誌によれば、『フラッシュポイント』の新たな監督に起用されたのはジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタインマーベル・シネマティック・ユニバース作品『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の脚本に参加していたほか、2015年には『お!バカんす家族』の脚本・監督を務めていた。『ジャスティス・リーグ』でみられたコミカルな部分を活かして、もしや“青春コメディ”路線での映画化になるのだろうか?

これまでフラッシュの単独映画については、セス・グレアム=スミスとリック・ファミュイワがそれぞれ監督に就任しながら、ともにプロジェクトを去っている。その後の監督候補には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの巨匠ロバート・ゼメキスや『スパイダーマン』3部作のサム・ライミ、『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーンといった名前が挙がっていたが、いずれも契約には至らなかったということだろう。

なおVariety誌によれば、ワーナー・ブラザースは、DC映画ユニバースでバットマンを演じているベン・アフレックに『フラッシュポイント』の監督就任を提案していたという。ただしアフレックはオファーを断ったようだ(『フラッシュポイント』にバットマンが登場するという噂もあるが、そちらの真相は不明)。

これまでワーナーは、『フラッシュポイント』に主演するエズラ・ミラーが『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の撮影で多忙だったことを利用して、新監督の検討にたっぷり時間をかけてきた。また脚本の内容も全面的に見直され、現在は『キング・アーサー』(2017)や『ロビン・フッド(原題:Robin Hood)』(2018)のジョビー・ハロルドが執筆を担当している。コメディ畑のクリエイターであるデイリー&ゴールドスタインが監督に就任したことは、映画の作風が企画当初から大きく変更されたことを意味してもいるだろう。

映画『フラッシュポイント』の劇場公開時期は不明。規模縮小の噂もあるDC映画ユニバースだが、製作が待機している作品が数多く存在するのも事実だ。今後の展開を引き続き注視することにしよう。

Source: http://variety.com/2018/film/news/flash-movie-directors-john-francis-daley-jonathan-goldstein-1202665854/
©THE RIVER

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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