ソダーバーグの新ドラマ『Full Circle』にティモシー・オリファント&デニス・クエイドが出演

スティーブン・ソダーバーグ監督による米HBO Maxのミニシリーズ『Full Circle(原題)』に「マンダロリアン」(2020)「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」(2021)でコブ・ヴァンス役を演じたティモシー・オリファントと、『ミッドウェイ』(2019)『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)などのデニス・クエイドが出演することが分かった。米Deadlineが報じている。
『Full Circle』はニューヨークを舞台に、かつて失敗に終わった誘拐事件の捜査から様々な人物に関する長年の秘密が明らかになっていくクライム・ミステリーで、全6話構成。『ジョーカー』(2019)や『ブレット・トレイン』(2022)のザジー・ビーツが米国郵便監察官の調査代理人を、「HOMELAND」(2011-2020)や『ブリグズビー・ベア』(2017)のクレア・デインズがマンハッタンの弁護士を演じることがこれまでに分かっている。オリファントはデインズの夫デレクを、クエイドは誘拐の標的となった少年の祖父で、テレビにも出演する有名シェフを演じる。
ソダーバーグと脚本のエド・ソロモン、プロデューサーのケイシー・シルヴァーの3人は『クライム・ゲーム』(2021)に続き、再度チームでの製作にあたる。現在、HBO及びHBO Maxとの包括契約により、『レット・ゼム・オール・トーク』(2020)、『クライム・ゲーム』、『KIMI/サイバー・トラップ』と精力的に作品を輩出しているソダーバーグ。メンズ・ストリッパーの世界を描いた『マジック・マイク』シリーズのコンペティション番組「Finding Magic Mike(原題)」のシーズン1が同じくHBO Maxで2021年に米国配信されたほか、最新作『Magic Mike’s Last Dance(原題)』では監督として復帰するなど快進撃が止まらない。
カンヌ国際映画祭パルム・ドール最年少受賞に輝いた初監督長編映画『セックスと嘘とビデオテープ』(1989)から30年あまり。常に果敢なチャレンジを続けてきたソダーバーグがどのような境地へ向かうのか目が離せない。
Source:Deadline