『マッドマックス』フュリオサ描く前日譚映画、2021年6月撮影開始へ ─ オーストラリアにて決行

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の世界待望の前日譚映画より最新情報が到着している。この度、『フュリオサ(原題:Furiosa)』の撮影が、2021年6月より開始されることが公式発表された。米Varietyなどが報じている。
発表によると、本作の撮影は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州と連邦政府からの資金支援のもと、現地で決行されるとのことだ。メガホンをとるジョージ・ミラー監督は本件について、「ニューサウスウェールズ州政府および連邦政府からの支援は極めて重要なものでした。彼らのおかげて、本企画が前に進み、オーストラリアのニューサウスウェールズという我々の地元で撮影することが可能になったのです」と感謝の言葉を述べている。
本作の物語は依然として謎に包まれているが、フュリオサの知られざる前日譚が描かれるという。フュリオサ役を演じるのは、シャーリーズ・セロンに代わって、「クイーンズ・ギャンビット」(2020)のアニャ・テイラー=ジョイ。そのほかの出演者には、クリス・ヘムズワース、ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世が名を連ねている。いずれも役どころは不明だ。
監督・脚本・製作は、ジョージ・ミラーが前作に引き続き担当。前作から続投する製作陣にはほか、共同脚本のニック・ラソウリス、音楽のジャンキーXL、編集のマーガレット・シクセル、美術のコリン・ギブソン、音響編集のベン・オスモ、製作のダグ・ミッチェル、メイクアップ・デザイナーのレスリー・ヴァンダーウォルト、スタント・コーディネーターのガイ・ノリスなどが就任している。「V8!V8!V8!」と叫ばずにはいられない人員が再集結したといえるだろう。
Great news the Mad Max prequel – Furiosa starring Chris Hemsworth – is being filmed right here in NSW. The biggest ever film to be made in Australia, supporting more than 850 local jobs and bringing in $350 million to the economy. pic.twitter.com/HzZXcqeAUt
— Gladys Berejiklian (@GladysB) April 19, 2021
『フュリオサ(原題:Furiosa)』は、2023年6月23日に米国公開予定。
▼マッドマックスの記事
Source:Variety