「ジェン・ブイ」シーズン2予告編が公開、配信日決定 ─ 亡くなったアンドレ役への言及も

Prime Videoの人気シリーズ「ザ・ボーイズ」のスピンオフ「ジェン・ブイ」シーズン2より、初のティザー予告編映像が公開された。前シーズンよりもシリアスさを増した雰囲気を帯びている。
配信日も発表。現地時間2025年9月17日に最初の3エピソードが公開され、以降は10月22日まで毎週水曜日配信となる。
本シーズンは、シーズン1で主要キャラクターのアンドレ・アンダーソン役を演じたチャンス・パードモが撮影地に向けて移動中にバイク事故で死亡したことを受け、代役を立てずにストーリーを調整することで製作に必要な追加期間を設けていた。公開された映像では、アンドレの父親ポラリティ(ショーン・パトリック・トーマス)が息子との写真を手に涙ぐみ、「学校を燃やし尽くしてやりたい」と怒りを滲ませ、「本当は私の息子に何があったんだ」と問い詰める描写がある。
米メディアで伝えられているあらすじは次のとおり。「アメリカ全土がホームランダーの鉄拳に適応していく中、ゴドルキン大学では、謎めいた新学長が学生たちをこれまで以上に強く育てるというカリキュラムを説く。ケイトとサムがヒーローとして称賛される一方、マリーとジョーダン、エマは数ヶ月のトラウマと喪失感に苛まれながら、しぶしぶ大学に戻る。しかし、キャンパス内外で人間と能力者たちの争いが勃発し、パーティーや授業どころではない。一同はゴドルキン大学の創立に遡る秘密のプログラムを知るが、それは彼らが思っている以上に大きな意味を持つかもしれない。そしてどういうわけか、マリーもその一部だったのだ」。
シーズン1ではアドレナリンほとばしる初期騒動的なエネルギーに満ちていたが、このシーズン2予告編は、メインシリーズ「ザ・ボーイズ」での深刻な展開や、チャンス・パードモの逝去を受けてか、よりシリアスな空気感を帯びている。キャラクターたちのスーパーパワー描写はもちろん、喪失とトラウマを抱えた学生たちの心理ドラマ、ホームランダー台頭に対抗する政治描写など、ますます見どころを成熟させたようだ。
シーズン2では、ゴドルキン大学の新学長ディーン・サイファー役としてヘイミッシュ・リンクレイターが新参加。2025年9月17日よりPrime Videoにて米配信。日本版の情報も待とう。
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Source:Variety