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ジェニファー・ロペス、実在の麻薬女王に ─ 伝記映画『ザ・ゴッドマザー』監督に「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」リード・モラーノが契約交渉中

ジェニファー・ロペス
Photo by John Bauld https://commons.wikimedia.org/wiki/File:TIFF_2019_jlo_(1_of_1)-2_(48696671561).jpg Remixed by THE RIVER

『ハスラーズ』(2019)などの女優ジェニファー・ロペス主演、伝記犯罪映画『The Godmother(原題)』の監督として、ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017-)を手がけたリード・モラーノが契約交渉に入っているという。米Deadlineが報じている。

本作は、1970年代に「コカインの女王」「ブラック・ウィドウ」と呼ばれていた実在の麻薬密売人グリセルダ・ブランコの波乱な人生を描く物語。コロンビアで貧しい子供時代を経験したブランコは、周囲の男たちを出し抜き、世界に名を轟かせるほどの麻薬王にのし上がっていく。ブランコは麻薬密売だけでなく、数え切れないほどの殺人事件にも関与していたとされ、財産は20億ドル以上あったともいわれる。長年に渡る捜査の末、1985年に逮捕。約20年間の服役後にコロンビアに戻るものの、2012年に何者かに銃撃されて死亡した。

脚本家には現在、『ディパーテッド』(2006)のウィリアム・モナハンが契約交渉中。成立すれば、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2012)のテレンス・ウィンターと「ストレイン 沈黙のエクリプス」(2014-2017)のレジーナ・コッラドが共同執筆した初稿に手を加えていくとのことだ。製作にはジェニファー・ロペスの他、長年のマネージャーであるベニー・メディナ、『ハスラーズ』でもタッグを組んだエレイン・ゴールドスミス=トーマスらが就任している。その他のキャストや製作時期については不明のため、続報が待たれるところだ。

ちなみに、ジェニファーは以前、自身演じるグリセルダ・ブランコについて「悪名高く、野心的で、狡猾で、冷酷な人物です。私たちの探し求めていたストーリーテリングと、劇的なキャラクターが彼女にはすべて詰まっています」と話していた。 

リード・モラーノ、引っ張りだこ

Source: Deadline, Variety(1, 2

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。