『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』アイーシャ役エリザベス・デビッキ、『Vol.3』復帰に熱意「ほんの少しだけでも」

「実は」というには広く知られているが、「ご存知」とまでは周知されていない。それが、『TENET テネット』の公開を控える注目女優エリザベス・デビッキが、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)に出演していたという事実だ。彼女が演じたのは、ガーディアンズを追跡するソヴリンの女王・アイーシャ。全身が金色のキャラクターであり、劇中で素顔を見せることはなかった。
ジェームズ・ガン監督の一時解雇によって、続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』の公開時期は当初の計画から大幅に遅延した。現在は2021年の撮影予定とみられているが、公開日などに関する正式なアナウンスはない。アイーシャの再登場についても不明だが、このたび、エリザベスは再演への意欲を米Comicbook.comにて語っている。
「(アイーシャ役を)やりたい、やりたいですよ。演じるのはほんとに、ものすごく楽しかったし、あの映画を作るのは最高でした。みなさんと一緒の、ジェームズ(・ガン監督)と一緒のお仕事は本当に楽しかったんですよね。だから、また出られたらと思ってます。時々、あの黄金の王座と黄金のドレスのことを考えますし、じっと出番を待ってるんです。ほんの少しだけでも復帰したいですね。」
エリザベスは『リミックス』ののち、『ジェニーの記憶』(2018)や『ロスト・マネー 偽りの報酬』(2018)の演技が高く評価され、今後はNetflixドラマ「ザ・クラウン」シーズン5・6や、自ら主演・製作総指揮を務める「Code Name Hélène(原題)」なども待機中。『TENET テネット』の大作路線もあり、今後ハリウッドでの存在感をますます高めていくことだろう。さらに多忙の身になると思われるが、『Vol.3』の撮影にスケジュールは合うかどうか……。
もっとも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの今後は、少なからずアイーシャにかかっているはずである。なぜなら『リミックス』は、アイーシャと“アダム”の存在によって幕を閉じているためだ。“アダム”とはコミックの人気ヒーローであるアダム・ウォーロックを思わせるが、もしもそうだとすれば、なおのことアイーシャはキーパーソンとなるだろう。そこにエリザベスが復帰するかどうかは、今のところ続報を待つほかない。
Source: Comicbook.com