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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は「現チームの完結編」か ─ ジェームズ・ガン監督、再び意味深発言

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

マーベル・シネマティック・ユニバースの人気シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、来たる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』で完結するとみられている。脚本・監督のジェームズ・ガンは、2014年に始まったシリーズの物語に「決着をつける」と明言してきたのだ。ところが、ここにきて再び意味深な発言が飛び出した。

ガン監督はInstagramにて、ファンの「『Vol.3』が最後の作品ですか?それとも将来的にもっと作られる可能性もありますか?」との質問を受けて、「おそらく僕にとっては最後の作品です」と答えた。それから、「現在のチームにとってもおそらく最後です。誰にも分からないことですけどね!」とも。“現在のチーム”?

https://www.instagram.com/jamesgunn/

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)に登場し、チームを組んだのは、ピーター・クイル/スター・ロード(クリス・プラット)、ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、ドラックス(デイヴ・バウティスタ)、ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)、グルート(声:ヴィン・ディーゼル)。続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)ではマンティス(ポム・クレメンティーフ)も加わり、同作を経て、ガモーラの妹であるネビュラ(カレン・ギラン)も合流した。ひとまず、これが“現在のチーム”だろう。

監督によるコメントには、従来の口ぶりとは明らかに異なるポイントがある。以前、ガン監督は「4作目の計画はありません」「『Vol.3』を作り終えた後の計画はまったくない」と同じくSNSにて記していたが、今回はメンバーを入れ替えての継続の可能性が否定されていないのだ。むろん、コミックの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はメンバーを時折入れ替えながら展開してきたわけで、映画が同じ路線をたどることも大いにありうる。さらに気になるのは、『Vol.3』で登場人物の誰かが死亡することを監督はすでに認めていることだ。もちろん、真相は監督の言う通り「誰にもわからない」のだが……。

なお『Vol.3』の脚本は2018年6月の時点ですでに完成しており、監督いわく、おなじみのサウンドトラックである「最高Mix(Awesome Mix)Vol.3」も劇中に登場する模様。使用する楽曲はすべて脚本に書き込まれていたという。なお現在、ガン監督は『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』のポストプロダクション(撮影後作業)を進行中。同作の完成後、『Vol.3』のプリプロダクション(撮影準備)に入る予定で、撮影は2021年に実施される見込みだ。

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Source: James Gunn(1, 2

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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