ディズニー&マーベル、ジェームズ・ガン監督を復帰させない意向強める ― 脚本は改稿の可能性大、米報道

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が、最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』に復職する見込みは薄そうだ。米Varietyによると、ディズニー/マーベル・スタジオはガン監督を復帰させない意向を強めているという。

過去の不適切なジョークを理由に、ガン監督がディズニーから『Vol.3』の監督を解雇されたのは2018年7月20日(米国時間)のこと。すでに脚本は完成しており、2019年初旬の撮影開始を目指して企画が進められていた矢先の出来事だった。ウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホルン会長は「ガン監督とのビジネス関係を解消した」との声明を発表
これまでには復職を求める署名活動が行われたほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの出演者9名が公開状を発表クリス・プラットデイヴ・バウティスタは個人の思いを公に語ってきた。


しかしながらディズニー/マーベル・スタジオは、改めてガン監督を『Vol.3』に再起用しない意向を固めた。この決定はホルン会長とガン監督の面会を経て下されたというが、この面会について関係者は、ガン監督を復職させないことを明らかにするため、ホルン会長が「形式上」実施したものともいわれている。ディズニーからの正式発表はなされていないが、会長が「復帰はない」との意思をより強固にしたことは確かだろう。

なお8月10日には、マーベル・スタジオがガン監督の復職を求めてディズニーとの交渉に臨んでいるとの情報が伝えられていた。ところがVarietyの得た情報によれば、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はディズニーの決定を支持しているという。前出の会議が開かれた際、ファイギ社長はオフィスのあるカリフォルニア州バーバンクを離れており、ホルン会長が意向を語ったとされる場には同席していなかったとのこと。ファイギ社長がオフィスに戻り次第、監督後任者の検討が継続されるようだ。

 

一方で本件の大きなポイントとされているのは、ガン監督が執筆した『Vol.3』の脚本が引き続き使用されるかどうかという点である。米国メディアの取材によれば、ガン監督とディズニーは解雇に関する和解案をめぐって交渉中だとされており、脚本の使用についてもそこで決定されるとみられていた。この件について、関係者は「ガン監督の脚本は使用される」と強調。ただし監督の後任者が就任しだい、脚本には手が加えられる可能性が非常に高いと証言したという。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』は2020年米国公開予定。なお、今回の問題によって製作スケジュールに影響が生じるかどうかは未だ不明だという。

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Varietyの記事内容変更に伴い、記事初出時から内容を一部変更、修正いたしました。

Source: Variety
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

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