『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』はシリーズ史上最長、最もエモーショナルに ─ 「今までとはまったく違うものを」とジェームズ・ガン

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』が、シリーズ史上最長の上映時間となる見込みであることがわかった。監督・脚本のジェームズ・ガンが認めた。
米The Hollywood Reporterの取材にて、このたびガン監督は「他の2作よりもはるかに大きな映画です。さらにエモーショナルだし、さらに長い映画になります。いろんな意味で大きいということです」とコメント。第1作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)が2時間2分、第2作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が2時間16分なので、短くとも約2時間20分はあると見ていいだろう。ちなみに前作を超えるということは、ジェームズ・ガンの監督した映画としても過去最長となる。
既報の通り、本作は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』3部作の完結編であり、現行のメンバーによる最終作。ガン監督も「物語はこれで終わり」と述べているように、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経たあとのスター・ロードとガモーラの関係性、また今まで描かれてこなかったロケットのオリジンなどが盛り込まれるという。
ネビュラ役のカレン・ギランも、「もちろんすごく楽しいシーンはありますが、『ガーディアンズ~』史上最もヘビーな場面もある。やり遂げるのは大変でした」と述べ、ガン監督の「さらにエモーショナル」という言葉に同調。「間違いなく最も壮大、最も複雑。登場人物たちがそれに向き合うので、全員の心が動きます。また私たちも、この映画はひとつの時代の終わりだと感じていました。だから本当にいろんな感情があふれるんです」とも語った。
ちなみにガン監督は、撮影の様子を「本当にやりやすかった。俳優陣のことはよくわかっているので、彼らがすべきことも理解していたし、みんなもすごく上手になっていたので、あまりうるさく言うこともなかったですね」と振り返った。「けれども自分自身をきちんと追い込んで、これまでに敬意を払いつつも、今までとはまったく違うものを作ろうとしているところです」。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は2023年5月5日に米国公開予定。
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Source: The Hollywood Reporter