『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3作の原題は『Vol.3』、ガン監督が認める ─ 11月より撮影スタート

鬼才ジェームズ・ガン監督による、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾の原題は、大方の予想通り『Guardians of the Galaxy Vol. 3』となることがわかった。ガン監督が米Colliderに認めている。
同シリーズは、2014年に第1作が、2017年に第2作が公開。主人公のピーター・クイルが家族や故郷の忘れ形見として愛聴するカセットのミックステープになぞらえ、2作目では『Vol. 2』がつく原題に。第3作でも踏襲し、『Vol. 3』が採用されたようだ。
『Vol.3』の脚本は2018年のガン監督解雇騒動の時点で完成していたが、この度ガン監督は、現在も「いじったり、書き加えたり、順序の入れ替えをしたり、新しいドラフトを書いている最中」と明かしている。もっとも、変更点は些細なもので、基本的には2018年当時に書き上げていた内容になるというから、さらなるブラッシュアップがなされているものと期待できるだろう。監督は以前、本作は「本当にヘビーな作品になります。さらにヘビーなストーリーですから、エモーショナルな体験になるでしょう」と予告していたことがある。
ところで、フェーズ4に突入したMCUは現在、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)での「インフィニティ・サーガ」完結や、Disney+のドラマシリーズの登場によって大きな転換期を迎えている。将来へつながる伏線の導入も求められそうなものだが、ガン監督は「今度の展開への準備になるようなものを『Vol.3』の脚本に入れるよう求められたことは、ほぼ一切ありません」と話している。「正直なところ、私の好みでもないですしね」と続け、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』独自の物語に集中したことを示唆している。
またこの度、『Vol.3』の撮影が2021年11月よりジョージア州で開始されることも伝えられている。ガン監督はDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の製作とプロモーションを終え、ついに銀河に戻ることとなる。米公開予定は2023年5月だ。
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Source:Collider