ハリソン・フォード、『キャプテン・アメリカ4』撮影は「キツいけど楽しい」 ─ スケジュールは「過酷」

もうすぐ81歳になるハリソン・フォードは、今もバリバリの現役だ。『インディ・ジョーンズ』シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に主演で復帰し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』ではサディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍役で参戦する。
バイタリティ溢れるフットワークの軽さを見せているフォードだが、米Esquireの取材にて、現在撮影中の『ニュー・ワールド・オーダー』のスケジュールが「過酷」だと漏らしている。
「タフな日もあれば楽な日もあるし、楽しい日もあるし色んな日があります。キツいスケジュールですが、楽しいですよ。とはいえ公園を散歩するのとは違うし、純粋に楽しいわけではありませんが。仕事ですからね。」
演じるロス将軍は、2022年3月に逝去したウィリアム・ハートがこれまで演じてきた役柄。フォードがキャラクターを引き継ぐ本作では、アメリカ大統領として登場することが判明済み。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、以前「仕事量に対して、彼は疲れ知らず」「サディアス・ロスは間違いなく大役ですよ」と語っていた。
ちなみにファイギ社長の言葉を証明するのは、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年6月30日公開)撮影時のエピソードだ。フォードは前4作に続いて自らスタントに挑んだが、乗馬シーンの撮影時に「“何なんだ?”と思った」と振り返っている。いわく「(馬に乗って)下を見るとスタントマンが3人いて、私があぶみ(足を乗せる馬具)から落ちないように構えていた」。もちろん心配と気遣いゆえの行動だったが、フォードは「放っておいてくれ、私は老人なんだ。馬から降りようとしている老人なんだから、そう見えるようにしたいんだよ!」と反応したという。
なお、コミックのロス将軍は「レッドハルク」と呼ばれる赤い肌のハルクに変身する設定。もっともハリソンが実写版レッドハルクを演じるのか、本作でもアクションを披露するかは不明だ。「モーションキャプチャーのスーツを着る予定は?」との質問には、微笑みながら“お口にチャック”のジェスチャーで応じていた。
映画『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』は2024年5月3日に米国公開予定。
▼ 『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』の記事
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は「昔のマーベルの感覚」とキャプテン・アメリカ役 ─ 「ショーを仕切るのは間違いなく彼」と『ブレイブ・ニュー・ワールド』脚本家も期待 アベンジャーズ、再建 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』でサム&バッキーが再会へ、アンソニー・マッキー&セバスチャン・スタンが出演決定 新たなメンバーを引き連れて 『キャプテン・アメリカ:BNW』4億ドル突破 ─ 低調スタート『白雪姫』は今後の成長に期待 不振の作品も 『キャプテン・アメリカ:BNW』サイドワインダー役ジャンカルロ・エスポジート、当初は別の役「キング・コブラ」にオファーされていた 追加撮影のため出演決定 『キャプテン・アメリカ:BNW』飛行シーンはトム・クルーズ意識、『トップガン マーヴェリック』の経験活きる ─ 「もしトム・クルーズが映画を観たら」両方に出演のファルコン役ダニー・ラミレス トム・クルーズは偉大
Source: Esquire