『ダンケルク』ハリー・スタイルズ、オリヴィア・ワイルド監督の新作スリラーに出演 ─ 降板したシャイア・ラブーフの後任に

人気バンド「ワン・ダイレクション」のメンバーで、俳優としては『ダンケルク』(2017)で知られるハリー・スタイルズが、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)オリヴィア・ワイルド監督が手がける新作映画『Don’t Worry Darling(原題)』に出演することが分かった。米Deadlineが報じている。
本作は、1950年代、米カリフォルニア州の砂漠を舞台に、孤立したユートピア的なコミュニティで展開されるサイコスリラー。一見すると完璧な人生を送る主婦の衝撃的な姿が暴かれていく……。
ハリーは、本作でメイン・キャラクターの1人を演じるとのこと。役柄に関する詳細こそ明かされていないものの、ハリーはスケジュールの都合で降板したシャイア・ラブーフの後任として出演するという。
主演を務めるのは、『ミッドサマー』(2019)『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』(2019)などのフローレンス・ピュー。共演者には『スター・トレック』シリーズのクリス・パインほか、監督のオリヴィア・ワイルドも重要な役で参加している。脚本は、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のケイティ・シルバーマンが、シェーン&キャリー・ヴァン・ダイクによる初稿を基に執筆。製作はワイルドのほか、『LEGO® ムービー』『IT/イット』シリーズのロイ・リーらが務める。
ちなみに、2020年春から予定されていた撮影はコロナ禍を受けて延期されており、現在は同年秋からのスタートが見込まれているという。
クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』で役者デビューを飾ったハリーにとって、本作は俳優2作目となる。以前、実写版『リトル・マーメイド』にエリック王子役で出演交渉に入っていたが、これを見送っていた。約3年ぶりの俳優業復帰とあり、その活躍に注目が集まるところだ。
Source: Deadline